この映画を観てイライラしてしまったのは、私の心が狭いからなのかな〜
全般的に観れば感動的と言えるのかもしれないけど、それに至るまでの過程のリズムが悪いというか、登場人物に感情移入できず、物語に引込まれることがないのだ。なので、ロビン・ウィリアムズが扮するパーリーの訳がわからない行動にもイライラ、ジャックの身勝手な行動にもイライラ。イライラしっぱなし。挙げ句の果てにパーリーが憧れるリディアも、本をバラバラ落としたり、ビデオバラバラ落としたり、食事のマナーが最悪だったり、めちゃくちゃ過ぎてイライラ。いくらなんでもこんなにめちゃくちゃなことはないと思うんだけどねぇ。この映画はコメディに分類されていたんだけど、登場人物のめちゃくちゃぶりが度を超してて、かえってしらける。全然笑えない。

聖杯だとかいって、おうちに忍び込んだりするのも、そううまくいくはずがない。現代のおとぎ話的な効果を狙ったのかもしれないが、おとぎ話だからってそう都合良くはいかないだろうって、これまたしらけてしまった。しかも中の人を人助けするおまけつき。やれやれ。

言い表せないくらい衝撃を受けて精神的にダメージを受けてしまい、それを克服していくという感動的な部分もありながら、どれもこれもわざとらしすぎて、ちょっと私には受け付けられなかった。最後のほうでようやく作品に引込まれたけど、前半部分でしらけきってたのでねぇ。観る人によっては涙涙の感動作だと思うんだけど、個人的にははおすすめしない。

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