300

2007年6月10日
原作者が「シン・シティ」と同じだそうです。どうりで血がばしゃばしゃ飛び散ると思った。映像的にはたしかにカッコいいんだけど、あまりにたくさんバシャバシャ血が飛び散るので、私にはちょっと疲れる作品だったりして。この日は「シューター」とこの作品の2本をはしごしたんだけど、この2つの作品合わせて何人くらい死んだかな〜なんて変なことも考えた。300人+無数のペルシア軍兵士+シューターの中では村一つ消失・・・とかね。ま、核兵器で地球上の人類数十億人消滅なんて作品もあるから、それらに比べれば少ないのだけどね。

ストーリーはかなり史実に近いものらしい。たしかにレオニダスという当時のスパルタの王は300人の兵士だけを連れてペルシア軍を迎え撃ったということが歴史にも残っている。これは紀元前480年のことで、2500年の前の話だ。この映画の中でもレオニダスがいうセリフとして、我々300人は自由のために闘った者として歴史に刻まれるというのがあるのだけど、2500年後の、ギリシアから遠〜く離れた日本のこの土地にまで、彼らのことは知られていて、歴史に残っているのだから本当にすごいことだ。

ところで素朴な疑問。
300人のスパルタ兵たちは、その鍛え上げられた見事な身体を見せてくれるんだけどね、俳優全員がそういう体つきなわけじゃあないよねぇ・・・太ってる人はいないかもしれないけど、みんなのお腹が6つに割れている、つまり腹筋が6つ割れになっていることが出演の条件ってことじゃあないと思うんだよね。ってことは、これはCG でしょうか??全員じゃないかもしれないけど・・・

映像革命なんてCMではやってるような気もするけど、まあそこまでじゃないかな。「マトリックスを超える」なんてキャッチには私は断固として反対なんだけど、おもしろい作品ではあった。その映像にというよりは、2500年前のレオニダスとスパルタの兵士たちに感服した作品なのでした。

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