チェンジング・レーン
2007年6月2日マンハッタンの法律事務所で働いていて、義理の父は事務所のパートナーの大ボス、自分の妻はその娘と、将来を約束されたも同然のギャビン。一方で、家族を失いかけ、仕事も首になりかけで人生の土壇場に立たされているドイル。二人が、フリーウェイで接触事故を起こしたところからこの作品は始まるんだけど、正直言って中途半端だ。もっとエキセントリックな結末にした方がインパクトがあって面白かったのにな〜
ここに描かれている弁護士事務所の大ボスって、私のアメリカ人の弁護士のイメージそのまま。そうじゃない弁護士もいるってことはこれまでの付き合いで知ってるけど、いい弁護士って5人に1人くらいしかいないんじゃないかってイメージがある。もちろん私の勝手な思い込みですが。その家族も強者。愛とかそういうものがなくても、ある程度お金があれば表面上幸せな理想の家族も演じられるらしい。都合の悪いことは一切見ないようにするというギャビンの義理の母。彼女がこの映画では一番の強者かな。
一見何の不自由もない暮らしをしていそうでも、実はドロドロしているっていうギャビンと、見たまんまボロボロのドイルがささやかな幸せを取り戻すその対比が皮肉。どっちが幸せなのかなぁ。作品的には、その対比を描き出したがために中途半端な生温い作品に仕上がってしまったのがちょっと残念。
ギャビンは根はいいやつだからあと10年たったら、その「いいやつ」部分が消えてなくなって大ボスのようになるか、精神を病んで社会からはじき出されるかどちらかだな。そんなことを思いながらみた、やや不完全燃焼な作品。
ここに描かれている弁護士事務所の大ボスって、私のアメリカ人の弁護士のイメージそのまま。そうじゃない弁護士もいるってことはこれまでの付き合いで知ってるけど、いい弁護士って5人に1人くらいしかいないんじゃないかってイメージがある。もちろん私の勝手な思い込みですが。その家族も強者。愛とかそういうものがなくても、ある程度お金があれば表面上幸せな理想の家族も演じられるらしい。都合の悪いことは一切見ないようにするというギャビンの義理の母。彼女がこの映画では一番の強者かな。
一見何の不自由もない暮らしをしていそうでも、実はドロドロしているっていうギャビンと、見たまんまボロボロのドイルがささやかな幸せを取り戻すその対比が皮肉。どっちが幸せなのかなぁ。作品的には、その対比を描き出したがために中途半端な生温い作品に仕上がってしまったのがちょっと残念。
ギャビンは根はいいやつだからあと10年たったら、その「いいやつ」部分が消えてなくなって大ボスのようになるか、精神を病んで社会からはじき出されるかどちらかだな。そんなことを思いながらみた、やや不完全燃焼な作品。
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