笑の大学

2007年5月1日
珍しく日本映画。
でも、相当楽しめた気がする。
特に役所広司の演技が最高におかしかった。この人は面白いセリフとか面白いことをするのに、する前に笑わずにいるっていうことがどうしてできるんだろう?あと、吾郎ちゃん扮する椿がおもしろいことを言っても、笑わずにいる演技ってどうやったらできるんだろうと思ってしまった。私だったらすぐに笑っちゃって、何回もNGを出しちゃってみんなに迷惑かけそうな気がする。ま、そこがプロの役者さんということなんでしょう。

ちょっと長い。ちょっと長いんだけど、長いと思わせるのは、最終日の七日目手前位から。吾郎ちゃんが自分がなぜ何度も何度も書き直して脚本を作ろうとするのかっていう自分の信条をぶちまけるあたりからだろうか。そしてその翌日まで。その2日間が重くなるので、どうしても長さを感じさせられたということだろうか。それまでは時間を忘れて相当楽しめた。

それにしても、大したセットがある訳でもなく、ここまでセリフや役者の演技で楽しめるというのは素晴らしい。これはもともと舞台でやったものを映画化したんだったかな。予算ではハリウッドにはかなわないだろうから、そこを工夫と才能でしっかりカバーし、なおかつエンターテイメント性を高めれば十分いい作品ができるじゃないか!

普段あまり邦画は観ないのだけど、たまには観ようと思った作品。

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