う〜ん、好き嫌いが別れる作品じゃないでしょうか。私はちょっとキワモノって思ってしまった。それもこれももしかしたら私の想像力が欠如しているからかもしれない。「あんたは想像力がないバカだから」って言われるな。この映画に、もしも「香り」が本当についていたら、ユニバーサル・スタジオの「セサミ・ストリート」や「シュレック」みたいに4Dってことでその香りも楽しむことができる映画だったなら、もう少し違う感想だったかもしれない。

主人公のジャンを演じるベン・ウィショーは、なんと先日観た「レイヤー・ケーキ」で小物役を演じてた!全然違う雰囲気で、とても同一人物とは思えない。今回のこの作品のこの雰囲気、この異常な、妖しい雰囲気は、ひとえに彼の演技につきる。首をちょっと傾けて、じっと見るのではなく、じっと「嗅ぐ」、その姿がとても印象的。そう、異常なのだ。異常さをものすごく上手く演じていると思う。この先どんな作品に出て来るかな。ちょっと楽しみな俳優さんだ。

この作品に出ているアラン・リックマンって「ハリー・ポッター」のスネイプ先生だったとは!写真を観たら、Love Actuallyに出ていたことはわかったんだけど。

作品としては、かなりインパクトのある作品だと思う。だけど、好きか嫌いかといわれれば、好きではない。ただ、俳優陣の名演技を楽しめる作品とは言えると思う。評価の難しい作品。

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