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クロコダイル・ハンター
2006年11月22日この作品に出演しているスティーブ・アーウィンは、実はこの夏にエイに胸を刺されて死んでしまったらしい。本人が映画に出演している作品としてはこの作品が最後で、そして声の出演は、Happy Feetという今年の作品が最後らしい。日本での公開はもう少し先になりそう。彼が亡くなったときには、オーストラリアの首相も国会を中断して哀悼の意を述べたというほどだ。私はこの作品を見るまで彼のことは知らなかったのだけど、動物番組好きの皆さんにはおなじみの顔だったんだろう。
この作品は、彼が住民を困らせているワニを生け捕りにして別の場所に移し、ワニにとっても人間にとってもハッピーになるようにという彼のいつもの活動をしているときに、アメリカのCIAと、別の国家機関と、地元住民とがそれぞれの思惑で絡んで来て、ドタバタ劇を繰り広げるという、なかなかのエンターテイメント作品に仕上がっていた。私たちは、いわゆる普通の動物番組を観ながら、その背後で実はこんな事件が起こっていましたって言うようなものを同時に楽しむことができる。いわゆる「ただの動物好きのオーストラリア人(超有名人だけど)」が、「密猟者」を懲らしめちゃったら、実はそれは密猟者じゃなくてアメリカの国家機関の職員だったって言うのが痛快なんだよね。CIA職員だなんて偉そうにでばって来ても、所詮機械とか銃がなくちゃ何にもできないんじゃんっていうのがいいんだよね。
この映画をおもしろくしているのは、個性的な登場人物たちだろう。動物たちも結構重要な役割を果たしていること。農場を女で一人で切り盛りしている強そうなおばちゃんもすごいし、おばちゃんに手を焼きながらも心配してくれている心優しいサムの役を、ロード・オブ・ザ・リングにファラミア役で出てきたデイヴィッド・ウェンハムが演じている。ちょっとバカっぽいCIA職員二人もいい感じだ。
それにしても、今改めてこのスティーブ・アーウィンを観ると、惜しい人を亡くしたものだと思う。動物のことをこんなに愛していて、動物と人間の橋渡しになってた人というのはそうはいないかもしれない。作品の中でも言っているけど、「ワニが悪いんじゃなくて、ワニの領域に入り込んでしまった人間の方が悪いんだ」っていう彼の言葉も印象的だった。
この作品は結構おすすめ。軽く楽しんで観終わった後の感じもいい。
だんだん寒くなる今日この頃、今日はおうちの中でぬくぬくしていたいなーというときに観るのにいいのじゃなかろうか。
この作品は、彼が住民を困らせているワニを生け捕りにして別の場所に移し、ワニにとっても人間にとってもハッピーになるようにという彼のいつもの活動をしているときに、アメリカのCIAと、別の国家機関と、地元住民とがそれぞれの思惑で絡んで来て、ドタバタ劇を繰り広げるという、なかなかのエンターテイメント作品に仕上がっていた。私たちは、いわゆる普通の動物番組を観ながら、その背後で実はこんな事件が起こっていましたって言うようなものを同時に楽しむことができる。いわゆる「ただの動物好きのオーストラリア人(超有名人だけど)」が、「密猟者」を懲らしめちゃったら、実はそれは密猟者じゃなくてアメリカの国家機関の職員だったって言うのが痛快なんだよね。CIA職員だなんて偉そうにでばって来ても、所詮機械とか銃がなくちゃ何にもできないんじゃんっていうのがいいんだよね。
この映画をおもしろくしているのは、個性的な登場人物たちだろう。動物たちも結構重要な役割を果たしていること。農場を女で一人で切り盛りしている強そうなおばちゃんもすごいし、おばちゃんに手を焼きながらも心配してくれている心優しいサムの役を、ロード・オブ・ザ・リングにファラミア役で出てきたデイヴィッド・ウェンハムが演じている。ちょっとバカっぽいCIA職員二人もいい感じだ。
それにしても、今改めてこのスティーブ・アーウィンを観ると、惜しい人を亡くしたものだと思う。動物のことをこんなに愛していて、動物と人間の橋渡しになってた人というのはそうはいないかもしれない。作品の中でも言っているけど、「ワニが悪いんじゃなくて、ワニの領域に入り込んでしまった人間の方が悪いんだ」っていう彼の言葉も印象的だった。
この作品は結構おすすめ。軽く楽しんで観終わった後の感じもいい。
だんだん寒くなる今日この頃、今日はおうちの中でぬくぬくしていたいなーというときに観るのにいいのじゃなかろうか。
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