レディ・イン・ザ・ウォーター
2006年10月1日観る人によって感じ方は違うかもしれない。
映画に出て来る空想上の生き物は、ちょっと描写がワンパターンというか、ちょっと想像力が足りないというか、今ひとつだったんだけど、それ以外は、不思議だけど好きだった。今の世界に対して感じている疑問、戦争の愚かさ、それでも人間たちには何かを成し遂げる不思議な力があって、しかるべき人たちが、しっかりと自分たちの信念をもってなすべきことを成し遂げれば、まだまだ未来は捨てた物ではないっていうメッセージが込められている作品なんじゃないかな。希望も持っているけど、でも、何か、「戒め」みたいなものも含んでいると思う。
わかりやすくするためにたくさんを語ったりはしない。だから、観る人によって見出す意味が違っているかも。人間の傲慢さを戒めるかのように、いつも自信満々で人のことをばかにしたような人間には悲しい終わりが待っていたりする。水の精の声に耳を傾けなくなった人間たちが、愚かに戦争を繰り返していることにも触れられる。
不思議だったのは、おとぎ話のような話なのに、協力者たちがみんな一様に信じて協力してくれることだろうか。誰も、「そんな馬鹿げた話」なんて言わないで、それぞれ自分の役割を果たそうとするところが不思議。逆に言えば、「そんな馬鹿げた話」だなんて言って協力しない人たちが、重要な役割を果たす協力者にはなり得ないということか。
前回「ビレッジ」ちらっと出演だったシャマラン監督本人は、今回は思いっきり露出。ずっと出てる。
彼はまだまだ若いのねーもしかしたら同じくらいの年じゃあなかろうか。と思って調べたら、5歳年上でした。
彼の作品にはその出来上がり具合にバラツキがあるかなと思うけれど、今回のは私は好きだったな。ちょっと怖いかもしれないけど、こんな現代でも、本当かどうかわからないようなことでも誰かと一緒に信じて、あのおとぎ話の一部としてそのできごとを実際に目にできる仲間になりたいと願った。自分が生きていることにも何か意味があって、誰かを助けることができると思えるような体験ができるってことは、とても幸せなことだと思うもの。
ホラーっぽいポスターかもしれないけど、全然そんなことはありません。観る価値はあると思うけど、万人に受けるものではないかも。
映画に出て来る空想上の生き物は、ちょっと描写がワンパターンというか、ちょっと想像力が足りないというか、今ひとつだったんだけど、それ以外は、不思議だけど好きだった。今の世界に対して感じている疑問、戦争の愚かさ、それでも人間たちには何かを成し遂げる不思議な力があって、しかるべき人たちが、しっかりと自分たちの信念をもってなすべきことを成し遂げれば、まだまだ未来は捨てた物ではないっていうメッセージが込められている作品なんじゃないかな。希望も持っているけど、でも、何か、「戒め」みたいなものも含んでいると思う。
わかりやすくするためにたくさんを語ったりはしない。だから、観る人によって見出す意味が違っているかも。人間の傲慢さを戒めるかのように、いつも自信満々で人のことをばかにしたような人間には悲しい終わりが待っていたりする。水の精の声に耳を傾けなくなった人間たちが、愚かに戦争を繰り返していることにも触れられる。
不思議だったのは、おとぎ話のような話なのに、協力者たちがみんな一様に信じて協力してくれることだろうか。誰も、「そんな馬鹿げた話」なんて言わないで、それぞれ自分の役割を果たそうとするところが不思議。逆に言えば、「そんな馬鹿げた話」だなんて言って協力しない人たちが、重要な役割を果たす協力者にはなり得ないということか。
前回「ビレッジ」ちらっと出演だったシャマラン監督本人は、今回は思いっきり露出。ずっと出てる。
彼はまだまだ若いのねーもしかしたら同じくらいの年じゃあなかろうか。と思って調べたら、5歳年上でした。
彼の作品にはその出来上がり具合にバラツキがあるかなと思うけれど、今回のは私は好きだったな。ちょっと怖いかもしれないけど、こんな現代でも、本当かどうかわからないようなことでも誰かと一緒に信じて、あのおとぎ話の一部としてそのできごとを実際に目にできる仲間になりたいと願った。自分が生きていることにも何か意味があって、誰かを助けることができると思えるような体験ができるってことは、とても幸せなことだと思うもの。
ホラーっぽいポスターかもしれないけど、全然そんなことはありません。観る価値はあると思うけど、万人に受けるものではないかも。
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