アメリカで公開されていたとき、ちょっと気になってはいたんだけど、「でもねぇ、絶対B級だよねぇ」って思って劇場で観るほどではなかろうと判断。ちなみに、お友達の日系人も同じこと言ってたな。

で、実際に観てみると・・・
まぁBですわ。一応楽しめる部分もあるので、しょうがないな、じゃあB+ってことにしておきましょう。車のレースとかにもっと興味がある人はもっとおもしろいのかもしれないけどね。ドリフトっていうのは、日本人が開発した技らしい。そんなこともあって、この作品の中ではドリフトにものすごく敬意が払われていて、初めてその技を編み出したっていう本人もシブい役で出てるよ。このおじさんがどうして車の音を聞いていっぱしのコメントをするのか不思議だったんだけど、あとから聞いてなるほど納得。

そう、これからこの映画を見る人には、「細かいところにこだわってはいけない」というアドバイスを。いろいろあるんだよ。タクシーで成田から東京に向かうとき、渋谷通って銀座通って最後は下町って、「いったいどういうルートだよ!」とか、普通の高校に来たんだけど、なぜか外国人がちらほら・・・「なーぜー??」って思うし、お父さんアメリカの軍人みたいなんだけど、なぜか下町の古い家に住んでる。「軍人って普通基地内のおうちに住むのじゃ??」とか。

そういう突っ込みは私がここでかわりにしてあげといたので、そういうことは気にせずに観てもらいたい。

そういうことを気にせず、かつ、最初からだいたい読めてるストーリーも気にせずに観れば、大丈夫。渋谷の街とか走ってるので、知ってる街が映画で見られるという楽しみはある。東京の街が舞台ではあるけど、ばりばり日本人はそんなにたくさん出ていなくて、韓国人が多かったりもするけどね。あ、そうそう、「日本だー」って実感したシーンは、レースのスタートで「レディ」「セット」「ゴー!」ってのがあるんだけど、この「セット」がバリバリ日本語ですわ。

ま、それなりに楽しめるけど、劇場で必ず観なければならないというものではない。だけど、きっと車ファンの皆さんには楽しめる作品なんだろね。

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