バルカン超特急

2006年9月3日
原題はThe lady vanishesってな感じのタイトル。
モノクロの古い作品なんで、人びとの反応とかがやや理解不能というか、ちょっと感覚違うのねってときもあるんだけど、ストーリーは悪くない。

この作品を見ると、先日観たジョディ・フォスターの「フライト・プラン」は、ほとんどこの作品のアイディアをパクっていると言っても過言ではない。原題から、まあ女性が行方不明になるとわかるのだけれど、もうちょっとで「自分の思い違いなのか??」と思いこみそうになったときに「やっぱり間違いではない」と確信する手法が全く同じ。

イギリス人の紳士っぷりも、なんかちょっとコミカルに描かれている。女性が席を立つときは必ずすっと立ち上がったり、ドアを開けてあげたりするあたりは「さすが紳士のお国」って感じではあるんだけど、大衆食堂っぽいような店でも、きちんとタキシードで正装して夕飯を食べに行っちゃうの。そうだなーファミレスくらいのレベルのレストランにタキシードで行っちゃうような、ま、そんな感じでしょうか。で、国の外に来てもとにかくクリケットの試合が気になってしょうがない。

ま、古い映画なので、映像とか演出とかがちょっと古くさいなーと思うところはあるものの、それなりに楽しめる。これを観ちゃうと、なんかとってもおもしろいと思った「フライトプラン」が、実はかなりパクリとわかってしまったのがちょっと残念だったわ。

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