インサイド・マン

2006年8月14日
劇場公開しているときに観たかったんだけど観られなかったの。
ようやく観た!もう日本でも公開されているとけど、ネタばれは避けたいので
ストーリーについてはあまり触れないでおこうかな。

時間軸が順番通りに流れないのでちょっと混乱しそうになるときもあるんだけど、それがかえってこの犯罪を計画した人の頭の良さを表している。観てる人が混乱するということは、刑事も、周りの人もみんな、犯人や犯罪計画をつかみきれないということだから。それにしても完璧な計画だよ。

銀行強盗と、刑事と、やり手弁護士。
相手の次の手を、本当の狙いを、いかに読むかっていう心理戦がおもしろい。しかも、みんなそんなに善人ってわけじゃないのね。一癖も二癖もあるって感じ。その部分も、よりこの映画をリアルにしている要素なんじゃなかろうか。

ただ一つだけ、かなり違和感を感じたシーンは、刑事役のデンゼル・ワシントンがものすごいスピードで現場に近づいて行くシーン。
走って行ってるんだよね?違うのかな??
上半身がほとんどうごかなくて、まるでカートにでも乗って移動しているように見えたのがちょっと不思議だった。犯罪現場でカートは使わないしねぇ。私がわからなかっただけで、そこにもなにかからくりが隠されていたのかしら。

キャストも豪華メンバー
この作品は本当に良くできていたと思うな。
スパイク・リーを「社会派じゃない」初めての映画っていう講評を読んだ気がするけど、エンディングまで観れば、彼の作品に共通している本質的な部分は失われていないといえるんじゃないかしら。

そんなわけで、これは大満足の作品だったね。

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