キングコング
2006年1月26日長かったけど、見応えあったなー
一番印象的だったのは、キングコングかな。「キングコング役」って人がいたから、その人の表情なんかを使ってCG処理しているんだと思うけど、全然「作り物」っていう感じがしないで、ある意味とても自然に感じた。本当にあの大きさの生き物がいて、それを撮影しているみたいだったもの。
次にスカル・アイランドのいろんな生き物たち。恐竜はともかくとして、妙にでかい昆虫だの、沼みたいな所から出て来る気持ち悪い生き物だの、あまりにリアルすぎてとても観られなかった。いやいや、思い出すだけでも本当に気持ち悪い。最悪だった。とにかく気持ち悪かったのだから、それくらいリアルな出来だった証拠か。あーやだやだ。自分が同じ状況に陥ったらもう自分で自分を撃ち殺したくなるに違いない。
一緒に観に行った友達は、「そもそもアンがスカル・アイランドの原住民に連れ去られたところで、誰も助けにいかないよ。そこが作り話っぽい」って。そう言われてみれば、身もふたもないって感じ。たしかにアンのことを好きなジャック以外は行かないかもしれないなー。船上で、船員たちと一緒に踊ったりしているアンの姿がちらりと描かれているので、そんなことを通じて船員たちとも仲良くなっていたって考えればみんなで彼女を助けに行っても不自然じゃないかもしれないけど、その部分はちょっと描写不足だったのかも。
アン役のナオミ・ワッツ。彼女が出演した作品はほとんど観たことがないかも。日本の映画をハリウッドがリメイクした「リング」に出てたみたいだけど、私はホラーは観ないし。美しいというよりは、愛嬌があってかわいい感じ。かわいいだけじゃなく意外に逞しい感じも、この役にぴったりだった。あと、彼女のことをひたむきに守ろうとするジャックの役には、やっぱりエイドリアン・ブロディがぴったりだった。ハンサムじゃないし、ちょっと幸が薄そうな顔立ちの彼だけど、「ひたむき」な役柄にはぴったりかと。あと、ジャック・ブラックのギラギラした感じもやっぱりぴったりだったなー
この作品もリメイク。もうずいぶん前の作品のリメイクだけど、最近、昔の作品のリメイクとか、流行ったドラマの映画化とか、流行った映画の続編とか、そういうのが増えてるよね。莫大な制作費をかけるので、前作が流行っていればそれだけでたくさんの人が観にきてくれるだろうと安心して投資できるのかもしれないけど、たくさんの人を楽しませることのできる人間の創造力に限界が来ているかのように思わされてちょっと残念。一方で、たとえばこのキングコング、あるいはスター・ウォーズみたいに、「まだ技術が発達してなかった時代の作品も、今の技術を使えばもっともっといい作品にできるな」と、より完璧を求めようとする作り手側の気持ちも、わからないではないけどねー
長かったけど、飽きることはなかった。
あまりにリアルすぎて観られないシーンもあったんだけど(なにしろムカデとかなんかウネウネした生き物とか嫌いだし、小さくても嫌なのに大きくなったらもう全然観られません)、やっぱりこれは劇場で観るのがお薦めの作品と言えるだろう。
一番印象的だったのは、キングコングかな。「キングコング役」って人がいたから、その人の表情なんかを使ってCG処理しているんだと思うけど、全然「作り物」っていう感じがしないで、ある意味とても自然に感じた。本当にあの大きさの生き物がいて、それを撮影しているみたいだったもの。
次にスカル・アイランドのいろんな生き物たち。恐竜はともかくとして、妙にでかい昆虫だの、沼みたいな所から出て来る気持ち悪い生き物だの、あまりにリアルすぎてとても観られなかった。いやいや、思い出すだけでも本当に気持ち悪い。最悪だった。とにかく気持ち悪かったのだから、それくらいリアルな出来だった証拠か。あーやだやだ。自分が同じ状況に陥ったらもう自分で自分を撃ち殺したくなるに違いない。
一緒に観に行った友達は、「そもそもアンがスカル・アイランドの原住民に連れ去られたところで、誰も助けにいかないよ。そこが作り話っぽい」って。そう言われてみれば、身もふたもないって感じ。たしかにアンのことを好きなジャック以外は行かないかもしれないなー。船上で、船員たちと一緒に踊ったりしているアンの姿がちらりと描かれているので、そんなことを通じて船員たちとも仲良くなっていたって考えればみんなで彼女を助けに行っても不自然じゃないかもしれないけど、その部分はちょっと描写不足だったのかも。
アン役のナオミ・ワッツ。彼女が出演した作品はほとんど観たことがないかも。日本の映画をハリウッドがリメイクした「リング」に出てたみたいだけど、私はホラーは観ないし。美しいというよりは、愛嬌があってかわいい感じ。かわいいだけじゃなく意外に逞しい感じも、この役にぴったりだった。あと、彼女のことをひたむきに守ろうとするジャックの役には、やっぱりエイドリアン・ブロディがぴったりだった。ハンサムじゃないし、ちょっと幸が薄そうな顔立ちの彼だけど、「ひたむき」な役柄にはぴったりかと。あと、ジャック・ブラックのギラギラした感じもやっぱりぴったりだったなー
この作品もリメイク。もうずいぶん前の作品のリメイクだけど、最近、昔の作品のリメイクとか、流行ったドラマの映画化とか、流行った映画の続編とか、そういうのが増えてるよね。莫大な制作費をかけるので、前作が流行っていればそれだけでたくさんの人が観にきてくれるだろうと安心して投資できるのかもしれないけど、たくさんの人を楽しませることのできる人間の創造力に限界が来ているかのように思わされてちょっと残念。一方で、たとえばこのキングコング、あるいはスター・ウォーズみたいに、「まだ技術が発達してなかった時代の作品も、今の技術を使えばもっともっといい作品にできるな」と、より完璧を求めようとする作り手側の気持ちも、わからないではないけどねー
長かったけど、飽きることはなかった。
あまりにリアルすぎて観られないシーンもあったんだけど(なにしろムカデとかなんかウネウネした生き物とか嫌いだし、小さくても嫌なのに大きくなったらもう全然観られません)、やっぱりこれは劇場で観るのがお薦めの作品と言えるだろう。
コメント