奥様は魔女

2005年11月16日
日本でももう夏に公開されてたのね。こちらでDVDで観ました。

大人気だった「奥様は魔女」と、現在のショウ・ビズの裏側みたいなものをうまくミックスして現代のラブストーリーに仕上げましたって感じかな。もう終わっちゃってるので劇場に行く人はいないと思いますが、DVDでも十分。しかも、そんなに急いで観る必要もないかと。別に、ダメな作品って訳じゃないんだけど、可もなく不可もなくみたいな。

それにしても、ニコール・キッドマンはどうしてこんなに奇麗なんでしょう。なんか肌の内側から白い光が出ているよう。この人の演技を「すごい」って感じたことは特になかったんだけど、この映画の中では、「普通」の生活に憧れて人間界に降りて来た魔女なので、「世間知らずでかわいい」って感じがよく現れてた気がする。と考えると、彼女はその時その時で、きちんとその役になりきっていて、それが自然すぎて「演技がすごい」と思ったことがなかったのかもね。女優なんだから当たり前かもしれないけど、中には「この人はこういう役柄しかできないよね」みたいな幅の狭い俳優・女優もいるわけだから、なんでもこなせちゃう彼女はすごいのかも。

「普通の人間界での生活に憧れて」なので、彼女が人間界で暮らし始めるお家は、「こんな家に住んで・・・」っていう理想のお家なのだ。車もコンバーティブルの薄い黄色のバグ。私はこちらでシルバーのコンバーティブルのバグに乗ってますが、かわいさではあの色には負けるね。薄い水色もあるんだよ、あの形には。

私は「奥様は魔女」のオリジナルのテレビはあまり観たことがないんだよねーたぶん、これを観たことがある人の方がもっと楽しめたんじゃなかろうか。きっとあの「鼻を動かす」わざも流行ったに違いない。

イザベルの父親役でマイケル・ケインが出ている。観ながら「あーこのおじちゃんどこかで観た!最近どこかで観た!」って思いながら観てたら、「バットマン・ビギンズ」の執事のおじちゃんでした。もちろん他にもいろいろ出てるけど、最近ではこれかな。現代のCG技術のおかげで、このお父さんが、娘を心配するあまり、冷凍食品のパッケージから、缶詰のグリーンジャイアントまで、いろんな形で出て来るのがちょっとおもしろかった。これは、オリジナルでは楽しめなかった部分かと。

「いつか観る」リストに入れてみてくださいませ。

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