Zoolander

2005年11月13日
どんな映画なのか全然わからないまま観始めたんだけど、観終わったときには結構いい気分。ちょっと非現実的な雰囲気もあって、それが、この映画全体をなんかコミックみたいなテイストに仕上げてるのかも。

主人公のデレクがModel of the Yearでライバルのハンセルに破れるところからお話は始まる。このデレク、ハンセルに破れるまでは、単なる「嫌なヤツ」って感じ。自分のことをカッコいいとお鼻高々感じがするから。でもModel of the Yearで大失態をやらかし、失意にくれる様はかわいそう。最後までふざけた感じは消えないけど、この作品の中のテーマはちょっぴりおばかなデレクの自分探しの旅でもある。

がっかりきたデレクをモデル仲間たちは励ましてくれるんだけど・・・こいつらがまたバカなんだ。つまり、デレクも仲間のモデルたちも、憎めないけどバカなやつらなのだ。よく見てみると、「体脂肪3%、脳みそ1%」ってサブタイトルがついているじゃありませんか。そっか、観る前からこれはおばかな映画だとわかっていなければいけなかった。

ちなみに、デレクのライバルハンセルはオーウェン・ウィルソンが演じている。今まで観た映画ではコメディが多いけど、例えばエナミー・ラインみたいな、少しシリアスなアクションものに出ていたとしても、彼のお鼻が気になってきになってしょうがない。何か不思議な形なので。ハンセルもバカなんだよーー。っていうか、この映画に出て来るモデルたちは、みんな常識外れっていうか、ちょっと一般の人たちとは別の世界に住んでるもんだから、そのダメっぷりが笑える。

デレクを演じているベン・スティラーって、私これまでにほとんど観たことないかも。どうやらテレビで「ベン・スティラー ショウ」っていう番組を持っていたらしい。きっと人気者に違いない。

なんだろねーあまり書きすぎるとまだ観たことない人にはストーリーがわかっちゃって面白くない気もするし、でも、書いても書かなくてもだいたい筋は読めますよってお話って気もするしなー。

この作品は、なんか映画全体から感じられる独特の雰囲気がおもしろかった。結構楽しめた作品だった。

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