Be Cool!

2005年11月8日
一言でいうと、なんかどこかで聞いたことあるようなストーリーかなって感じ。ストーリーは、「ロック・ストック〜」とか「スナッチ」と似たようなテイスト。ここまで言ってしまうと。これらの作品を観た人たちにはストーリーは大筋わかってしまったようなもんだね。この作品は、ストーリーを楽しむ作品ではないと思うので、それはしょうがないかと。

この作品の中で楽しみたいのは、たくさんの登場人物たちのキャラクターかな。出演している俳優陣が結構豪華。トラボルタとユマ・サーマン以外にも、ザ・ロックが出ていたり、ヴィンス・ヴォーンが出てたり。あ、でもこのヴィンス・ヴォーンは、こちらでは最近コメディものでよくみかけるような気がするけど、日本で映画を観ている時にはあまり観た覚えがない。ザ・ロックが出ているってことは、観終わって、出演者のことを調べている時に初めてわかった。今回のザ・ロックはゲイの役だったので、いい味だしてたけど、全然気づかなかった。とにかく体格がいいので用心棒として雇われているんだけど、実はゲイ。そのギャップがおもしろいし、この映画の中での彼の「決め表情」はなかなかみもの。おもしろいよ。

他にも、娘に対しては親ばかで、銃だの暴力的なシーンなんかは絶対に見せないようにしているギャングの親分とか、銃を持つとつい撃ちたくなっちゃう下っ端とか、正直言って、この作品の中で一番魅力にかけた登場人物はトラボルタ扮するチリかもしれない。なんか飄々とした役柄は、『ソード・フィッシュ』のそれとそっくりで、しかも、このBe Coolのパッケージも『ソード・フィッシュ』のパッケージの写真とそっくり。写真のテイストがちょっと違うだけなんだもんなー。偶然かもしれないけど、もうちょっと工夫して欲しかったな。

日本ではまだ劇場公開もされてないだろうか?されるのかな?こちらではもうDVDになているけど・・・うーん、劇場に行ってまで観るほどのものではない気がする。これは、おうちでDVDで観ればいいんじゃないかな。

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