嗤う伊右衛門
2005年6月19日うーん、劇場公開時にちょっと面白いのかな〜なんて思いつつ、結局観に行かなかったから今回DVD借りて観てみたんだけど・・・だめでしたわ。訳が分からない。意味が分からない。話の筋が見えない。
なんだろう、まず感じた違和感は、小雪演じるお岩さんがものすごく早口に思えたこと。なんて言っているのかはっきり聞き取れないところがあったりして。それからストーリーがいまいち理解できなかった原因なのかもしれないけど、ところどころセリフがほとんど聞き取れない。普段の声は普通に聞こえているから、これ以上ボリュームを上げる訳にもいかず、でもボリュームを上げないままだと、ボソボソとかヒソヒソって感じで、何を話しているのか聞こえやしない。別に私が難聴な訳じゃないと思う。他のセリフは普通だったし。ってことは、意図的に声を小さく録っているということになるんだろうな。あるいは監督は読唇術ができるとか?ま、脚本わかっているから、自分はわかっていて問題ないのか。普通映画でボソボソヒソヒソってセリフが聞き取れないなんてことないよね。何だったんだろう?
悪い奴の策略にはまって、お互い愛し合う同士なのに分かれることになった岩と伊右衛門。伊右衛門が幸せになるためだったらと身を引いたのに、伊右衛門が幸せになるどころかますます悪い奴のいいようにされていることを知って怒り狂う岩。その辺からストーリーが急展開していくんだけど、それもなんだかわけわかんなくてね〜何があったのか、どういうことなのかっていうのを、全部登場人物がセリフとして説明するもんだから、ひとつひとつのセリフも長くてね〜
あと、表現もなんだかちょっと好きになれない。昔観たひどい日本映画の一つに「梟の城」があるんだけど、首がとんで血がぴゅーって吹き出すような感じのシーンがよくあった。今回もそれに近いものが結構あるのね。こういうシーンて観て喜ぶ人がいるからこんなに繰り返し繰り返しいろんな作品で使われるんだろうか?実際に人が刀で切られるのなんて見たことがないから、本当に血がぴゅーって出るのかどうかも知れないけど、なんか作品が急に安っぽくなるように感じるのは私だけでしょうかね。こんな安っぽい表現は、それをわざとやってるタランティーノの『キル・ビル』だけで十分かと。好みが違うから、やっぱりこういうシーンが好きな人は好きなのかしら。あと、べりべりっと皮膚を剥いだり、気持ち悪いシーンも私はやだったんだけどね。
というわけで、我が家では、この作品を借りてみようと提案した夫に非難集中の作品でした。原作があるらしいから、そっちを読んでいればもっとわかったのかしら。やれやれ、夫と一緒に映画を楽しめる貴重な時間を使ってこんなもん観ちゃったかとちょっと後悔させられた作品だった。
なんだろう、まず感じた違和感は、小雪演じるお岩さんがものすごく早口に思えたこと。なんて言っているのかはっきり聞き取れないところがあったりして。それからストーリーがいまいち理解できなかった原因なのかもしれないけど、ところどころセリフがほとんど聞き取れない。普段の声は普通に聞こえているから、これ以上ボリュームを上げる訳にもいかず、でもボリュームを上げないままだと、ボソボソとかヒソヒソって感じで、何を話しているのか聞こえやしない。別に私が難聴な訳じゃないと思う。他のセリフは普通だったし。ってことは、意図的に声を小さく録っているということになるんだろうな。あるいは監督は読唇術ができるとか?ま、脚本わかっているから、自分はわかっていて問題ないのか。普通映画でボソボソヒソヒソってセリフが聞き取れないなんてことないよね。何だったんだろう?
悪い奴の策略にはまって、お互い愛し合う同士なのに分かれることになった岩と伊右衛門。伊右衛門が幸せになるためだったらと身を引いたのに、伊右衛門が幸せになるどころかますます悪い奴のいいようにされていることを知って怒り狂う岩。その辺からストーリーが急展開していくんだけど、それもなんだかわけわかんなくてね〜何があったのか、どういうことなのかっていうのを、全部登場人物がセリフとして説明するもんだから、ひとつひとつのセリフも長くてね〜
あと、表現もなんだかちょっと好きになれない。昔観たひどい日本映画の一つに「梟の城」があるんだけど、首がとんで血がぴゅーって吹き出すような感じのシーンがよくあった。今回もそれに近いものが結構あるのね。こういうシーンて観て喜ぶ人がいるからこんなに繰り返し繰り返しいろんな作品で使われるんだろうか?実際に人が刀で切られるのなんて見たことがないから、本当に血がぴゅーって出るのかどうかも知れないけど、なんか作品が急に安っぽくなるように感じるのは私だけでしょうかね。こんな安っぽい表現は、それをわざとやってるタランティーノの『キル・ビル』だけで十分かと。好みが違うから、やっぱりこういうシーンが好きな人は好きなのかしら。あと、べりべりっと皮膚を剥いだり、気持ち悪いシーンも私はやだったんだけどね。
というわけで、我が家では、この作品を借りてみようと提案した夫に非難集中の作品でした。原作があるらしいから、そっちを読んでいればもっとわかったのかしら。やれやれ、夫と一緒に映画を楽しめる貴重な時間を使ってこんなもん観ちゃったかとちょっと後悔させられた作品だった。
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