サハラ 死の砂漠を脱出せよ
2005年6月16日「キングダム・オブ・ヘブン」とは違い、こちらは公開初日に観た。
軽く楽しめるエンターテイメント作品として観るなら十分楽しめる。もともと原作の小説がシリーズ物であるらしいんだけど、以前映画化されたものが失敗だったのか、今回は原作者自ら口を挟んで出来上がった作品だとか。でも、ま、原作もおちゃらけ冒険小説らしいから、そんなにこだわって作品の雰囲気とか質にこだわるほどのものでもないのかもしれないけどね。必ず救うべき女性が出て来て、必ず財宝が見つかるという冒険小説シリーズらしい。だからストーリーは、いわゆる一つの「ご都合主義」。ボールが転がって行った方に財宝の在処を示すような壁画が見つかったり、砂漠でダイナマイトを爆発させたら探していた装甲艦が見つかったりね。でも、それがまうまくつながっているから最後まで楽しめるかも
この作品、主人公はダーク・ピットなんだけど、私としてはダークの良き相棒のアルのほうがキャラ的には好きかな。頼れる相棒だし、結構ヤバい局面にあってもなんか面白いこと言ったりして余裕かましてたりして。彼がいなければダークだってすぐに死んじゃうに違いない。だから、最後のシーンでダークがペネロペ扮するエヴァと一緒にビーチで遊んでいるシーンにアルが出てこないのはちょっと不満だった。彼だって活躍したのに〜
原作がある作品を映像化するのは結構難しいと思うけど、例えばこの映画の中で、アルとダークが二人でトラックの荷台を担いで砂漠の中を逃げるシーンがある。その姿がものすごく滑稽というか、面白いんだけど、こういうのって原作の中でも描写されているんだろうか?この場面の面白さは映像にしないと表現できないと思うから、やっぱり映像化するときに考えた設定なんだろうか。
「キングダム・オブ・ヘブン」は宗教とか信仰のあり方とか、人間として大事にすべきものは何だろうなんていろいろ考えさせられたんだけど、この作品、振り返ってみてもその場面場面での迫力満点のアクションはそれなりに楽しめたけど、特に考えさせられるようなものはなかった。ということは、ほんとに頭を使わずに、ただ純粋に「面白ければいいじゃん」って感じのエンターテイメント作品ということだね。昔、一緒に働いていたスコットランド人に、「『戦場のピアニスト』は悲しいけどいい作品だったよ」って話したら、「いい作品かもしれないけど、映画を見てまでそんな悲しい気持ちとか暗い気分とかを味わいたくないよ」って言っていたのを思い出す。この作品だったら、彼も、ビールかなんか片手に笑いながら気軽に観れるから、彼も楽しめるに違いない。
そんなわけで、お気楽エンターテイメント作品としてはおすすめ。川でのカーチェイスならぬボートチェイスとか、砂漠の中でヘリからの攻撃をよけながら逃げたりとか、アクションは結構楽しめる。特に私はボートでのアクションシーンが好きだったな。アクションシーンがあるから、やっぱり劇場で観た方が楽しめると思う。
軽く楽しめるエンターテイメント作品として観るなら十分楽しめる。もともと原作の小説がシリーズ物であるらしいんだけど、以前映画化されたものが失敗だったのか、今回は原作者自ら口を挟んで出来上がった作品だとか。でも、ま、原作もおちゃらけ冒険小説らしいから、そんなにこだわって作品の雰囲気とか質にこだわるほどのものでもないのかもしれないけどね。必ず救うべき女性が出て来て、必ず財宝が見つかるという冒険小説シリーズらしい。だからストーリーは、いわゆる一つの「ご都合主義」。ボールが転がって行った方に財宝の在処を示すような壁画が見つかったり、砂漠でダイナマイトを爆発させたら探していた装甲艦が見つかったりね。でも、それがまうまくつながっているから最後まで楽しめるかも
この作品、主人公はダーク・ピットなんだけど、私としてはダークの良き相棒のアルのほうがキャラ的には好きかな。頼れる相棒だし、結構ヤバい局面にあってもなんか面白いこと言ったりして余裕かましてたりして。彼がいなければダークだってすぐに死んじゃうに違いない。だから、最後のシーンでダークがペネロペ扮するエヴァと一緒にビーチで遊んでいるシーンにアルが出てこないのはちょっと不満だった。彼だって活躍したのに〜
原作がある作品を映像化するのは結構難しいと思うけど、例えばこの映画の中で、アルとダークが二人でトラックの荷台を担いで砂漠の中を逃げるシーンがある。その姿がものすごく滑稽というか、面白いんだけど、こういうのって原作の中でも描写されているんだろうか?この場面の面白さは映像にしないと表現できないと思うから、やっぱり映像化するときに考えた設定なんだろうか。
「キングダム・オブ・ヘブン」は宗教とか信仰のあり方とか、人間として大事にすべきものは何だろうなんていろいろ考えさせられたんだけど、この作品、振り返ってみてもその場面場面での迫力満点のアクションはそれなりに楽しめたけど、特に考えさせられるようなものはなかった。ということは、ほんとに頭を使わずに、ただ純粋に「面白ければいいじゃん」って感じのエンターテイメント作品ということだね。昔、一緒に働いていたスコットランド人に、「『戦場のピアニスト』は悲しいけどいい作品だったよ」って話したら、「いい作品かもしれないけど、映画を見てまでそんな悲しい気持ちとか暗い気分とかを味わいたくないよ」って言っていたのを思い出す。この作品だったら、彼も、ビールかなんか片手に笑いながら気軽に観れるから、彼も楽しめるに違いない。
そんなわけで、お気楽エンターテイメント作品としてはおすすめ。川でのカーチェイスならぬボートチェイスとか、砂漠の中でヘリからの攻撃をよけながら逃げたりとか、アクションは結構楽しめる。特に私はボートでのアクションシーンが好きだったな。アクションシーンがあるから、やっぱり劇場で観た方が楽しめると思う。
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