Shall We Dance?

2005年6月7日
飛行機の中で観た。つい先日テレビで日本版のShall We ダンス?を観たばかりだったので、オリジナルとハリウッド版を比べながら観ることができたのはよかったかもしれない。ただ、残念なのは、飛行機の中でやっている吹き替え版ってなんかヘタクソなんだよね。なんでだろう?この作品も吹き替えが下手くそで、なんか雰囲気壊れちゃう感じ。こんなんじゃ作品が台無しだよと、英語にチャンネルを切り替えてみたところ、内容が全部はっきりとわかるほどには聞き取れるはずもなく・・・しょうがないので日本語吹き替えで我慢したのでした。

で、ところどころはオリジナルにとても忠実に作られていると思うんだけど、オリジナルには無い設定もあったりして。作品全体の作りとしては、日本版はどちらかというとちょっと滑稽さというか、笑いを大切な要素にしていると思われるんだけど、ハリウッド版は夫婦の幸せみたいなものを最後にメインに据えるあたりが大人向け。ま、日本人とアメリカ人とでは、愛情表現も違っているから、日本版のように体のふれあいやあたたかい言葉のやりとりはあまりないけど、一枚の手紙で夫婦はまた強い絆で結ばれて・・・っていうような設定がいまいちアメリカ人には地味に思われたのに違いない。

確かに、リチャード・ギアがバラの花をもってタキシードを着てやって来て、自分をリードしてダンスを踊ってくれたら、女性はときめくのではなかろうか。日々の平凡な生活に明け暮れている中年夫婦に、またポッと何かあたたかな灯りがともるようなハリウッド版の作品は、日本版よりちょっと上品な仕上がりに感じたかな。

あと、ジェニファー・ロペスと草刈民代を比べてしまうと、やぱりどちらが自然に演技できているかといえばJLoでしょう。そこでもハリウッド版と日本版とで差がついちゃったな。
飛行機の中のヘタクソな吹き替えを差し引いても、どちらが好き勝手いわれると、ハリウッド版の方が好きかな。

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