Shall We ダンス?
2005年5月24日ハリウッド版も公開されているみたいだけど、それに合わせて日本版をテレビで放映していた。96年の作品だと言うからもう10年近く前の作品になるわけだけど、さすがに女性の着ている服とかメイクが古くさくて時代を感じる。但し、渡辺えり子が劇中で着ているいわゆるおばさんぽい服はどうやら普遍的なものらしく、おばさんぽいちょっとケバいメイクもやはり同じで、結局彼女だけがなんか違和感を感じさせなかったような気がする。
ハリウッド版も観てないけど、日本版はなんか「滑稽」と表現するのがぴったりという感じ。平凡で何不自由なく暮らしていた主人公が、突然電車を飛び降りて、今までやったこともないようなダンスの世界に飛び込む。そこで個性的な人たちに出会うわけだけど、みんな普段の生活の中ではそんなに優雅じゃないし、悩みもある。でも、ダンスをやっているときはそういうことみーんな忘れて思いっきり楽しんでいる様子がいい。結局、何か打ち込める趣味があれば、人生をより楽しむことができるという点が、ハリウッド版も製作されるほど受け入れられた理由なのかもしれない。
そういう作品全体の出来としては結構満足なんだけど、いくつか残念だった点も。一番は、やっぱり草刈民代の演技が下手だったことかな。作品の最初から最後まで、踊っているシーン以外は、なんか違和感が。セリフの言い方とかがいけないのかな。もともとはバレエダカラダンサーだから、演技は得意ではないのかも。竹中直人のおかしな演技も気になったけど、あれはいつものことだからしょうがないか。監督そういうのを求めて彼を起用したんだろうし。
役所広司は、いわゆる「カタブツ」がふらっとダンスホールに足を踏み入れ、草刈民代にこっぴどく拒絶された後もダンスに一生懸命打ち込む中年サラリーマンの役を見事に演じていたと思う。どちらかというと浅間山荘事件の映画(TVCMで観ただけだけど)の頼りになって強くてかっこいい役柄の方が思い浮かぶけど、こういう役もできるのね。この人とSMAPの稲垣吾郎が出演している「笑いの大学」って言う映画もちょっと観たかったんだよね〜「Shall We ダンス?」を観てこっちの方も観たくなった。
リップサービスかもしれないけどハリウッド版のリチャード・ギアもオリジナルのことはとてもほめていて、「オリジナル版はすばらしく、全く同じに作ってもかなわないと思ったので、ハリウッド版はハリウッド版としてアレンジしている」というようなことを日本に来たときのインタビューで答えていた気がする。ということは、日本版のほうはアメリカ人が観ても結構面白かったということなんだろう。
草刈民代と竹中直人にはやや不満はあったものの、作品全体としては結構楽しめた。なんか、平凡だけど一生懸命生きている人たちへのエールとも受け取れるし、そこまで立派なテーマでなくてもなんか笑える作品でよかった。
ハリウッド版も観てないけど、日本版はなんか「滑稽」と表現するのがぴったりという感じ。平凡で何不自由なく暮らしていた主人公が、突然電車を飛び降りて、今までやったこともないようなダンスの世界に飛び込む。そこで個性的な人たちに出会うわけだけど、みんな普段の生活の中ではそんなに優雅じゃないし、悩みもある。でも、ダンスをやっているときはそういうことみーんな忘れて思いっきり楽しんでいる様子がいい。結局、何か打ち込める趣味があれば、人生をより楽しむことができるという点が、ハリウッド版も製作されるほど受け入れられた理由なのかもしれない。
そういう作品全体の出来としては結構満足なんだけど、いくつか残念だった点も。一番は、やっぱり草刈民代の演技が下手だったことかな。作品の最初から最後まで、踊っているシーン以外は、なんか違和感が。セリフの言い方とかがいけないのかな。もともとはバレエダカラダンサーだから、演技は得意ではないのかも。竹中直人のおかしな演技も気になったけど、あれはいつものことだからしょうがないか。監督そういうのを求めて彼を起用したんだろうし。
役所広司は、いわゆる「カタブツ」がふらっとダンスホールに足を踏み入れ、草刈民代にこっぴどく拒絶された後もダンスに一生懸命打ち込む中年サラリーマンの役を見事に演じていたと思う。どちらかというと浅間山荘事件の映画(TVCMで観ただけだけど)の頼りになって強くてかっこいい役柄の方が思い浮かぶけど、こういう役もできるのね。この人とSMAPの稲垣吾郎が出演している「笑いの大学」って言う映画もちょっと観たかったんだよね〜「Shall We ダンス?」を観てこっちの方も観たくなった。
リップサービスかもしれないけどハリウッド版のリチャード・ギアもオリジナルのことはとてもほめていて、「オリジナル版はすばらしく、全く同じに作ってもかなわないと思ったので、ハリウッド版はハリウッド版としてアレンジしている」というようなことを日本に来たときのインタビューで答えていた気がする。ということは、日本版のほうはアメリカ人が観ても結構面白かったということなんだろう。
草刈民代と竹中直人にはやや不満はあったものの、作品全体としては結構楽しめた。なんか、平凡だけど一生懸命生きている人たちへのエールとも受け取れるし、そこまで立派なテーマでなくてもなんか笑える作品でよかった。
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