クリスマス・キャロル
2005年3月9日なんだか妙に感動してしまいました。
そんなに感動ものだという期待はしないで観たんだけど、観ながら涙がつつーっ。1回目はクラチットの息子、ティムが歌ったとき。ただ歌っているだけなんだけど、勝手に涙が出ちゃったんだよね。自分でもなんでかわかんないんだけど。2回目は観終わった後かな。観終わった後もじんわり感動が続く感じで、人生も悪くないもんだなんて思ったりして。そして、いつでも人はやり直せるもんなんだなとか思ったりして。
ディケンズの小説が原作。私はディケンズの作品を一度も読んだことがないんだけど、原題はSCROOGEっていうタイトルで、けちんぼの代名詞として使われるくらいの名前なんだとか。本当にけちんぼで、お金以外に何も頼れるものがなく、薄給でクラチットをこき使ったり、とにかく心の狭いイヤなヤツなのだ。クリスマスだっていうのに、借金を取り立てにまわったりね。
でも、スクルージがそんなにイヤなヤツになってしまったのには理由があって、私たちはスクルージの元を訪れる過去の幽霊、現在の幽霊によってその理由を知ることができる。そうしてだんだんスクルージのことがそんなにイヤじゃなくなっていく。
映画ももちろん素晴らしい作品だと思うけど、やっぱりこの感動は原作のおかげなのではないかと思う。一人の人間が苦難のために心を閉ざしてしまうなんてことはありそうな話。多くの人が心を閉ざしたその人間を嫌っているんだけど、その中で何人かの人は、「でもあの人も本当はいい人なんだ」なんて信じていてくれたりするのも結構じんとくる。そして、心を閉ざしていた人間も、生きていることを喜び、人に優しくすることを思い出してみんなハッピーになるという、いやいや本当にハッピーエンドなのだ。
古い作品なので、特殊効果?ともいえないくらいちょっとちゃっちいシーンもあるにはあるけど、そんなことが気にならないくらい、作品としては本当に良い作品。この作品は、ちょっと元気がなくなったときに観るといいかもしれない。なんだか心が元気になって、まわりのみんなに感謝したい気分で一杯になれるかもしれない。いい作品だったので、ディケンズの本も読んでみようかな。
そんなに感動ものだという期待はしないで観たんだけど、観ながら涙がつつーっ。1回目はクラチットの息子、ティムが歌ったとき。ただ歌っているだけなんだけど、勝手に涙が出ちゃったんだよね。自分でもなんでかわかんないんだけど。2回目は観終わった後かな。観終わった後もじんわり感動が続く感じで、人生も悪くないもんだなんて思ったりして。そして、いつでも人はやり直せるもんなんだなとか思ったりして。
ディケンズの小説が原作。私はディケンズの作品を一度も読んだことがないんだけど、原題はSCROOGEっていうタイトルで、けちんぼの代名詞として使われるくらいの名前なんだとか。本当にけちんぼで、お金以外に何も頼れるものがなく、薄給でクラチットをこき使ったり、とにかく心の狭いイヤなヤツなのだ。クリスマスだっていうのに、借金を取り立てにまわったりね。
でも、スクルージがそんなにイヤなヤツになってしまったのには理由があって、私たちはスクルージの元を訪れる過去の幽霊、現在の幽霊によってその理由を知ることができる。そうしてだんだんスクルージのことがそんなにイヤじゃなくなっていく。
映画ももちろん素晴らしい作品だと思うけど、やっぱりこの感動は原作のおかげなのではないかと思う。一人の人間が苦難のために心を閉ざしてしまうなんてことはありそうな話。多くの人が心を閉ざしたその人間を嫌っているんだけど、その中で何人かの人は、「でもあの人も本当はいい人なんだ」なんて信じていてくれたりするのも結構じんとくる。そして、心を閉ざしていた人間も、生きていることを喜び、人に優しくすることを思い出してみんなハッピーになるという、いやいや本当にハッピーエンドなのだ。
古い作品なので、特殊効果?ともいえないくらいちょっとちゃっちいシーンもあるにはあるけど、そんなことが気にならないくらい、作品としては本当に良い作品。この作品は、ちょっと元気がなくなったときに観るといいかもしれない。なんだか心が元気になって、まわりのみんなに感謝したい気分で一杯になれるかもしれない。いい作品だったので、ディケンズの本も読んでみようかな。
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