オペラ座の怪人
2005年2月7日ロード・オブ・ザ・リング同様にこれから観る方にアドバイスさせて頂きましょう。LOTRほどじゃないけど、結構長いので、飲み物は控えめに。トイレは必ず事前にすませましょう。
さて、私は一度だけミュージカルの「オペラ座の怪人」を観たことがあるけれど、映画でも音楽が秀逸。そりゃあ当たり前といえば当たり前なんだけどさ。だって映画の音楽もアンドリュー・ロイド・ウェーバーですから。もともとフランスのガストン・ルルーって人の書いた作品が原作のようなのだけど、おそらくこの作品も、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの音楽がなければ、世界中にその名を知られることもなかったかもしれない。とにかく、世界中でヒットしているミュージカルはほとんどこのアンドリュー・ロイド・ウェーバーの作品と言えるんじゃなかろうか。「キャッツ」も「エビータ」も、「スターライト・エキスプレス」とか、「ジーザス・クライスト=スーパースター」とか。私は実はこの人の作品「オペラ座の怪人」しかみたことがないんだけどさ。
この映画のすごいところは、やっぱり音楽かな。ファントムもクリスティーンも、ラウルも、3人とも吹き替えはなし。ジェラルド・バトラー扮するファントムの声は力強くて艶があってよかったし、エミー・ロッサム扮するクリスティーンは透明感があって清楚な感じの歌声。エミー・ロッサムは「デイ・アフター・トゥモロー」にも出てたのね。前にニコール・キッドマンとイアン・マクレガーの「ムーラン・ルージュ」を観たけど、この二人よりも今回のキャストはずっと上手いと思ってしまった。
今回の作品の中では、ファントムがどうしてオペラ座に住み着くようになったのかなども少し描かれている。そのエピソードでますますファントムが哀れになる。そして、その力の使い方は少し間違っていたかもしれないのだけど、ファントムのクリスティーンに対する思いだけは真っ直ぐなので、やはりクライマックスのシーンは切なかったな。原作ももちろんいいのかもしれないけど、ファントムとクリスティーンとラウルの想いが絡み合うシーンでは、実際に三人の歌声も見事に重なっていて、こういうところがアンドリュー・ロイド・ウェーバーを天才と言わしめるゆえんなのかもしれない。
あと、ファントムがクリスティーンと二人で舞台で歌うシーンがあるんだけど、このシーンも印象的だった。ファントムの圧倒的な力と情熱を見せつけるような歌声と、クリスティーンの揺れる心を表すような、それでいて澄み渡るような歌声。観ていてゾクゾクしてしまった。映画だと、登場人物をアップで映せたりするから、それだけキャストの表情もよく見えて、その点はミュージカルよりも優れているのかもしれない。
音楽の迫力に最後まで圧倒されてしまって、観終わったらちょっと疲れを感じるほどだったけど、やはりこの迫力は劇場で堪能すべきだと思う。オペラシーンのきらびやかさもそうだし、音楽の迫力もそうだし。おうちではなかなかこの迫力は体験できないのではないでしょうか。
あと、この作品のシアターの年齢層は結構高かったな。それに意外だったのが、いつもは子供向けの作品ばかりを大きなスクリーンのあるシアターで上映する我が近所の劇場で、この作品が一番大きなシアターで上映されたこと。絶対小さな劇場だと思っていたのに!意外だったけど、そのおかげで大きなスクリーンでその迫力を堪能できたことはうれしかった。
いや〜、前日に観た「オーシャンズ12」に大変立腹させられた後だっただけに、この作品で口直しが出来て良かった。この映画を観たら、ミュージカルも観たくなっちゃったな。いや〜満足した。私はあまり何度も同じ作品を観たりしないんだけど、この作品はもう一度観てもいいと思う。ストーリーだけじゃなくて、あの音楽をもっと聴いていたいというのがその理由かも。今も頭の中に曲がぐるぐるまわっちゃう。オススメですよ〜
さて、私は一度だけミュージカルの「オペラ座の怪人」を観たことがあるけれど、映画でも音楽が秀逸。そりゃあ当たり前といえば当たり前なんだけどさ。だって映画の音楽もアンドリュー・ロイド・ウェーバーですから。もともとフランスのガストン・ルルーって人の書いた作品が原作のようなのだけど、おそらくこの作品も、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの音楽がなければ、世界中にその名を知られることもなかったかもしれない。とにかく、世界中でヒットしているミュージカルはほとんどこのアンドリュー・ロイド・ウェーバーの作品と言えるんじゃなかろうか。「キャッツ」も「エビータ」も、「スターライト・エキスプレス」とか、「ジーザス・クライスト=スーパースター」とか。私は実はこの人の作品「オペラ座の怪人」しかみたことがないんだけどさ。
この映画のすごいところは、やっぱり音楽かな。ファントムもクリスティーンも、ラウルも、3人とも吹き替えはなし。ジェラルド・バトラー扮するファントムの声は力強くて艶があってよかったし、エミー・ロッサム扮するクリスティーンは透明感があって清楚な感じの歌声。エミー・ロッサムは「デイ・アフター・トゥモロー」にも出てたのね。前にニコール・キッドマンとイアン・マクレガーの「ムーラン・ルージュ」を観たけど、この二人よりも今回のキャストはずっと上手いと思ってしまった。
今回の作品の中では、ファントムがどうしてオペラ座に住み着くようになったのかなども少し描かれている。そのエピソードでますますファントムが哀れになる。そして、その力の使い方は少し間違っていたかもしれないのだけど、ファントムのクリスティーンに対する思いだけは真っ直ぐなので、やはりクライマックスのシーンは切なかったな。原作ももちろんいいのかもしれないけど、ファントムとクリスティーンとラウルの想いが絡み合うシーンでは、実際に三人の歌声も見事に重なっていて、こういうところがアンドリュー・ロイド・ウェーバーを天才と言わしめるゆえんなのかもしれない。
あと、ファントムがクリスティーンと二人で舞台で歌うシーンがあるんだけど、このシーンも印象的だった。ファントムの圧倒的な力と情熱を見せつけるような歌声と、クリスティーンの揺れる心を表すような、それでいて澄み渡るような歌声。観ていてゾクゾクしてしまった。映画だと、登場人物をアップで映せたりするから、それだけキャストの表情もよく見えて、その点はミュージカルよりも優れているのかもしれない。
音楽の迫力に最後まで圧倒されてしまって、観終わったらちょっと疲れを感じるほどだったけど、やはりこの迫力は劇場で堪能すべきだと思う。オペラシーンのきらびやかさもそうだし、音楽の迫力もそうだし。おうちではなかなかこの迫力は体験できないのではないでしょうか。
あと、この作品のシアターの年齢層は結構高かったな。それに意外だったのが、いつもは子供向けの作品ばかりを大きなスクリーンのあるシアターで上映する我が近所の劇場で、この作品が一番大きなシアターで上映されたこと。絶対小さな劇場だと思っていたのに!意外だったけど、そのおかげで大きなスクリーンでその迫力を堪能できたことはうれしかった。
いや〜、前日に観た「オーシャンズ12」に大変立腹させられた後だっただけに、この作品で口直しが出来て良かった。この映画を観たら、ミュージカルも観たくなっちゃったな。いや〜満足した。私はあまり何度も同じ作品を観たりしないんだけど、この作品はもう一度観てもいいと思う。ストーリーだけじゃなくて、あの音楽をもっと聴いていたいというのがその理由かも。今も頭の中に曲がぐるぐるまわっちゃう。オススメですよ〜
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