| メイン |
ハウルの動く城
2004年12月18日観る前の私の印象としては「きっとキムタクの声の演技が下手なんだろうな〜」って感じだったんだけど、実際そんなことはなかった。時々ちょっと「う〜ん?」と違和感を感じることがなかった訳じゃないけど、でもなんかハウルの雰囲気に上手く合っていたような気がする。
お話自体は、そうだな〜目新しいストーリーはなくて、ちょっとこれまでのお話と似通ってしまった部分が多かったようにも思えた。でも、私はこの作品、結構気に入ったかも。
一番印象に残っているのは何かと今考えたら、音楽かもしれない。宮崎駿作品の音楽は毎回久石譲が担当しているけど、音楽としては私は今回の作品の音楽の方が好きかもしれない。「千と千尋〜」よりも少し落ち着いた雰囲気で、結構耳に残っている。
この作品の主人公のソフィ(ばあちゃん)は、観るたびに雰囲気が変わっていく。最初はとても不思議だったんだけど、そのうちソフィの姿は、ソフィの気持ちの若さを現しているんだってことに気づいた。そっか〜人間はやっぱり気の持ちようで、若くもなるし年を取りもするんだな。見た目はそりゃあおばあちゃんであることには違いないかもしれないけど、でもきっと「若さのオーラ」みたいな物が出ているときは腰もしゃんと伸び、逆に本当は若くても「自分なんてダメだわ」って思った途端に急にしわくちゃになっちゃんだね。
今回は作品中に戦争も描かれるわけだけど、その描かれ方はとても中途半端。戦争には反対という強いメッセージまでは感じられなかったし、「やっぱり戦争なんてだめだ」って思わせられるようなシーンはあまりなかったかも。それならどうしてこの要素をこの映画に盛り込んだのか?上手く伝えきれなかっただけなのかしら?結局そうなると、「人間なんて気の持ちようで若くなったり年を取ったりするものだ」ってそれがメインテーマになっちゃうのかしら?それもちょっとな〜
自分のためだけに生きていたはずのハウルが、ソフィを守るために身を挺するあたりは、さらりと描かれている割には結構印象的で切ない感じ。自分の大切な人を守るためには悪魔になることも仕方ないとするその姿は、現実世界でもあることだと思うけど悲しいことだよね。なんかそんなちょっと切ない感じがよかったのかもしれない。とにかく、何かはっきりは言えないんだけど、結構心に残る作品だった。
お話自体は、そうだな〜目新しいストーリーはなくて、ちょっとこれまでのお話と似通ってしまった部分が多かったようにも思えた。でも、私はこの作品、結構気に入ったかも。
一番印象に残っているのは何かと今考えたら、音楽かもしれない。宮崎駿作品の音楽は毎回久石譲が担当しているけど、音楽としては私は今回の作品の音楽の方が好きかもしれない。「千と千尋〜」よりも少し落ち着いた雰囲気で、結構耳に残っている。
この作品の主人公のソフィ(ばあちゃん)は、観るたびに雰囲気が変わっていく。最初はとても不思議だったんだけど、そのうちソフィの姿は、ソフィの気持ちの若さを現しているんだってことに気づいた。そっか〜人間はやっぱり気の持ちようで、若くもなるし年を取りもするんだな。見た目はそりゃあおばあちゃんであることには違いないかもしれないけど、でもきっと「若さのオーラ」みたいな物が出ているときは腰もしゃんと伸び、逆に本当は若くても「自分なんてダメだわ」って思った途端に急にしわくちゃになっちゃんだね。
今回は作品中に戦争も描かれるわけだけど、その描かれ方はとても中途半端。戦争には反対という強いメッセージまでは感じられなかったし、「やっぱり戦争なんてだめだ」って思わせられるようなシーンはあまりなかったかも。それならどうしてこの要素をこの映画に盛り込んだのか?上手く伝えきれなかっただけなのかしら?結局そうなると、「人間なんて気の持ちようで若くなったり年を取ったりするものだ」ってそれがメインテーマになっちゃうのかしら?それもちょっとな〜
自分のためだけに生きていたはずのハウルが、ソフィを守るために身を挺するあたりは、さらりと描かれている割には結構印象的で切ない感じ。自分の大切な人を守るためには悪魔になることも仕方ないとするその姿は、現実世界でもあることだと思うけど悲しいことだよね。なんかそんなちょっと切ない感じがよかったのかもしれない。とにかく、何かはっきりは言えないんだけど、結構心に残る作品だった。
| メイン |
コメント