下妻物語

2004年11月25日
観てしまいました。
だって、飛行機の中だったんだもん。ヒマだったんだもん。タダだったんだもん。DVDで借りて観るのもちょっともったいないかななんて思っていたんだけど、結構いろんな人が「下妻物語結構おもしろい」なんて言うもんだから、気になっていたん
だよね。飛行機の中でタダで観たならまあいいか。

まず、深田恭子ファンは、もうそれだけで観る価値あるのかもね。飛行機の機内誌の中で、この作品に関するコメントが少し掲載されていたんだけど、深田恭子は、ふだんから結構フリルヒラヒラ系のお洋服が好きらしいので(着ているかどうかは別として)、この脚本を読んだ時は、桃子の役を出来るのは自分しかいないと思ったらしい。

設定がとにかくハチャメチャなんだけど、80デイズよりは楽しんでしまいました。私としては、篠原涼子の関西弁の母親役とかが結構おもしろかったんだけどな。そう、「タダだから、飛行機だったし、ヒマだったし」なんて言っている割には、実は
私もそれなりに楽しんでしまったのだ。ハチャメチャ過ぎるから、そういうもんだと思ってみれば、意外に楽しめる。下妻物語の公式サイトに行くと、哀川翔のコメントが載ってたんだけど、「ヤバイ、ヤバイ、油断するな!」って書いてあった。その気持ち分かる。すっごくわかる。馬鹿にしながら観た割には、飛行機の中で声を出して笑えないので、「クックック」なんて笑いをこらえてしまったのよね。

映像の作り方とか、脚本、配役などなど。たぶん、演じている方もおもしろがりながらやってたに違いない。樹木 希林とか、変わったおばあちゃんの役なんだけど、絶対楽しみながら演じていたに違いないもん。そんな、作り手側の面白さがこっち
にも伝わっちゃったかな。楽しませてもらったことについては認めざるを得まい。
狙ってなのか、外しちゃったのか、全然見当つかないけど全然おもしろくなかった80daysよりも、最初から外すことを狙って作った下妻物語の方が、結局うまく外れてて、おもしろかった。

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