アイ・ロボット

2004年10月20日
終わってみれば、どこかで聞いたことのあるようなお話といえばそうなんだけど、映像的には素晴らしかったかも。特にNS5だっけ、一番最新式のロボット達の動きはとてもスムーズだったし、上手く作れていたかも。あと、車もありそうな感じでリアルだった。アウディのマークが光ってたね〜

このお話の中で、一番「おっ!」と思ったのは、ウィル・スミス演じる主人公の正体がわかったとき。彼が見続ける悪夢の訳と、今回いきなり冒頭で自殺してしまう博士のつながりもわかる。ちょっと予測していない展開だったので私としては小さな驚き。

そういえば、このアイ・ロボットで描かれているのは2035年のシカゴなんだけど、この間みた「クローン」で描かれていた未来世界と結構似てるかも。あと30年も経つとこんなふうに変わるのかな。そこら中にロボットが歩いていて、人間とロボットが共存する時代に。

ロボットとか機械と人間の闘いをテーマにしている映画はこれまでにもたくさんたくさんあったと思う。そういう意味では、この映画には目新しさはない。でも、丁寧に作られていて、矛盾とかは感じなかったかな。今回ロボット役は、実際には俳優さんが演じていて、その後で映像を処理してロボットにしたのだとか。その甲斐あってか、ロボットのサニーには、人間のような感情の動きを感じることが出来る。

テーマがありふれたもので、ウィル・スミスを主役に据え、お金をかけてCGを作り込んだと言うことで、予想通りの出来映え。観て損はないけど、驚きとかそういうのはないかも。「予想通りの大作」ってことで。

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