デイ・アフター・トゥモロー
2004年9月5日これは飛行機の中で観た作品。DVDももう出るんじゃないかな。もう出たかな?宇宙人が攻めてきて、みんなでそれに立ち向かうっていう「インディペンデンス・デイ」の監督さんが作った作品。この事実を確認するために、「デイ・アフター・トゥモロー」の公式サイトにいってみたんだけどさ、「20世紀最大最高の作品である『インディペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が・・・」って書いてあった。いくらなんでも「20世紀最大最高の作品」っていうのは言い過ぎだろう!!エンターテイメント作品としてそれなりに楽しめたのは事実だけど、あの宇宙人映画のどこが最大・最高なんだ!!そんなことを臆面もなく公式サイトに書いているなんて、これを書いた人、あんたほんとに心からそう思ってるんだろうね?せめて「大ヒット作品」くらいにしておけばいいものを・・・・
怒りのあまり話がそれました。
で、こっちは宇宙人が攻めてくる話でも、隕石が降ってくる話でもなくて、原因は地球人自身の環境に対する無関心ぶりという設定。今みたいになんにも考えずに「今が良ければいいや」的に資源を使いまくって地球を汚している地球人への警告って言う意味では、「インディペンデンス・デイ」よりも意義がありそう。特に、アメリカは京都議定書にも自分の国の経済のことだけを優先して調印しなかったし、そんなアメリカ政府の姿勢を少し批判しているともいえるのかな。とはいえ私も、あまり環境問題に対して敏感というわけでもなく、日々の生活ではやはり便利さを優先しているところがあるんだけど。
「インディペンデンス・デイ」でもそうだったかもしれないけど、ここでも、いわゆる「未曾有の大災害」に巻き込まれたときの家族の愛情、友情なんかがストーリーの軸として描かれている。日常の生活の中では気づかないけど、こういう大災害に見舞われて、もう死んでしまうかもしれないという事態になると、人は自分にとってその家族や友人がどれほど大切だったのかと言うことを思い出すらしい。
そうそう、私は断言する。ロバート・エメリッヒ監督とその他のこの映画のスタッフ達は、絶対に日本に来たことがないと思う。来たことがあるとしたら、昭和40年代とか50年代とか、あるいはもっと古い時代に訪れて以来日本には来てなくて、現在の日本を知らないよね。この映画の中で、「東京・千代田区」っていう設定で、そこに突然大きな固まりの雹が降ってきて被害が出るっていうシーンが描かれている。そこでは、普通にスーツを着たサラリーマンが家族に携帯で電話をしているんだけど、そのサラリーマンと携帯は現在のもの。だけど、雹にめっためたにやられる千代田区の町並みって、「おいおいこれっていつの千代田区だよ・・・」って思うくらいレトロな千代田区なのだ。「今時そんな古くさいネオンサインないよ」っていうような看板が雹でバリバリやられたり、建物とかも、高層ビルとかって描かれていなくて、なんだか古くさーい町並み。そうだな〜、新横浜にあるラーメン博物館をご存じの方だったら、あの町の中に携帯電話を持った現在のサラリーマンだけを置けばいいって感じかな。千代田区って一応日本の中心だからさ、もう少しリサーチすれば良かったんじゃないのかな〜
あと、この作品には「ロード・オブ・ザ・リング」でビルボ・バギンズの役をやっていたイアン・ホルムが出ている。でも、ビルボのインパクトが強すぎて、私ったら映画を観ているときには全然気が付かなくて、映画を見終わった後に「あ、あれがイアン・ホルムだったんだ〜」って気づいたくらい。
作品全体としては、まあそれなりに楽しめる作品。というか、安心してみていられるかな。だいたい結末は観る前にわかってるし、その過程がどうかっていうところだけを観ていればいいわけで。それなりの作品ってことで。
怒りのあまり話がそれました。
で、こっちは宇宙人が攻めてくる話でも、隕石が降ってくる話でもなくて、原因は地球人自身の環境に対する無関心ぶりという設定。今みたいになんにも考えずに「今が良ければいいや」的に資源を使いまくって地球を汚している地球人への警告って言う意味では、「インディペンデンス・デイ」よりも意義がありそう。特に、アメリカは京都議定書にも自分の国の経済のことだけを優先して調印しなかったし、そんなアメリカ政府の姿勢を少し批判しているともいえるのかな。とはいえ私も、あまり環境問題に対して敏感というわけでもなく、日々の生活ではやはり便利さを優先しているところがあるんだけど。
「インディペンデンス・デイ」でもそうだったかもしれないけど、ここでも、いわゆる「未曾有の大災害」に巻き込まれたときの家族の愛情、友情なんかがストーリーの軸として描かれている。日常の生活の中では気づかないけど、こういう大災害に見舞われて、もう死んでしまうかもしれないという事態になると、人は自分にとってその家族や友人がどれほど大切だったのかと言うことを思い出すらしい。
そうそう、私は断言する。ロバート・エメリッヒ監督とその他のこの映画のスタッフ達は、絶対に日本に来たことがないと思う。来たことがあるとしたら、昭和40年代とか50年代とか、あるいはもっと古い時代に訪れて以来日本には来てなくて、現在の日本を知らないよね。この映画の中で、「東京・千代田区」っていう設定で、そこに突然大きな固まりの雹が降ってきて被害が出るっていうシーンが描かれている。そこでは、普通にスーツを着たサラリーマンが家族に携帯で電話をしているんだけど、そのサラリーマンと携帯は現在のもの。だけど、雹にめっためたにやられる千代田区の町並みって、「おいおいこれっていつの千代田区だよ・・・」って思うくらいレトロな千代田区なのだ。「今時そんな古くさいネオンサインないよ」っていうような看板が雹でバリバリやられたり、建物とかも、高層ビルとかって描かれていなくて、なんだか古くさーい町並み。そうだな〜、新横浜にあるラーメン博物館をご存じの方だったら、あの町の中に携帯電話を持った現在のサラリーマンだけを置けばいいって感じかな。千代田区って一応日本の中心だからさ、もう少しリサーチすれば良かったんじゃないのかな〜
あと、この作品には「ロード・オブ・ザ・リング」でビルボ・バギンズの役をやっていたイアン・ホルムが出ている。でも、ビルボのインパクトが強すぎて、私ったら映画を観ているときには全然気が付かなくて、映画を見終わった後に「あ、あれがイアン・ホルムだったんだ〜」って気づいたくらい。
作品全体としては、まあそれなりに楽しめる作品。というか、安心してみていられるかな。だいたい結末は観る前にわかってるし、その過程がどうかっていうところだけを観ていればいいわけで。それなりの作品ってことで。
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