モンスター
2004年9月4日シャーリーズ・セロンがアカデミー賞を受賞したこの作品。ラッキーなことに試写会に当選したので一足先に見てきた。
一言で言うと、シャーリーズ・セロンの演技がすごい。アカデミー賞もうなずける。ほんとに。実在の連続殺人犯を描いた作品で、彼女がどうしてそんな殺人犯になっちゃったのかということも描いているのかもしれないんだけど、その殺人犯の人生よりも、シャーリーズ・セロンの演技それこそがこの映画の全てじゃないのかと思ってしまうくらい。
彼女は、実在の連続殺人犯を演じているのだけど、最初スクリーンに映ったときは、まさかのその主人公をシャーリーズ・セロンが演じているとはちょっとわからない。それくらい、正直言うと「ブス」になっているのだ。ちょっと出っ歯になるように「つけ歯」をして、撮影の時はメイクで顔一杯のそばかすを描き、体重を10kg以上増やして役作りをしたらしい。
幼い頃から不遇の時代を過ごし、売春婦になるしかなかった主人公。もう自殺してしまおうかと思ったその日、少しだけ手元に残っていた現金を余らせるのがいやで、バーに立ち寄ってビールを飲んだときに、彼女の運命を変えるような出会いが。
そして彼女のことを初めて愛してくれた人のために、人を殺し続けちゃう羽目になっちゃうんだよね。
実在の人物で、しかも殺人犯を映画にしちゃったわけだけど、彼女に殺された被害者の家族たちっていうのは、この映画のことはどう考えるんだろう?映画の中では、主人公は、自分のことを初めて愛してくれた(と、彼女は思っている)人と、生活を続けていくために人を殺す。殺す相手が、彼女のことを売春婦として蔑んでいたり、ひどい扱いをした場合は躊躇なく殺す。だけど、殺された被害者の家族としては、自分の夫が売春してたってことも衝撃だし、しかもこの映画の中では、ほとんどの被害者が彼女を蔑んだり酷い扱いをしたりして、その結果躊躇なく殺されていくように描かれている。彼女は「仕方なく」人を殺したというように描かれている。家族としてはツライだろうね・・・
もちろん、based on true storyということだから、いろいろ脚色はされているんだと思うけどね。
万人受けする映画じゃないな〜だけど、観る価値はあると思う。
映画の中ではやっぱりストーリーとかそういうところに気をとられてしまって、俳優、女優の役作りや演技って言うのはある意味「上手くてあたりまえ」という感じで観てしまうんだけど、久しぶりに「この演技、すごすぎるでしょう」と思えるような演技を観たよ。見終わった後は、シャーリーズ・セロンの演技に圧倒されて、ちょっと疲れました。映画を観て楽しい気分になりたいという人にはおすすめできないけれど、観る価値はあると思うな〜
一言で言うと、シャーリーズ・セロンの演技がすごい。アカデミー賞もうなずける。ほんとに。実在の連続殺人犯を描いた作品で、彼女がどうしてそんな殺人犯になっちゃったのかということも描いているのかもしれないんだけど、その殺人犯の人生よりも、シャーリーズ・セロンの演技それこそがこの映画の全てじゃないのかと思ってしまうくらい。
彼女は、実在の連続殺人犯を演じているのだけど、最初スクリーンに映ったときは、まさかのその主人公をシャーリーズ・セロンが演じているとはちょっとわからない。それくらい、正直言うと「ブス」になっているのだ。ちょっと出っ歯になるように「つけ歯」をして、撮影の時はメイクで顔一杯のそばかすを描き、体重を10kg以上増やして役作りをしたらしい。
幼い頃から不遇の時代を過ごし、売春婦になるしかなかった主人公。もう自殺してしまおうかと思ったその日、少しだけ手元に残っていた現金を余らせるのがいやで、バーに立ち寄ってビールを飲んだときに、彼女の運命を変えるような出会いが。
そして彼女のことを初めて愛してくれた人のために、人を殺し続けちゃう羽目になっちゃうんだよね。
実在の人物で、しかも殺人犯を映画にしちゃったわけだけど、彼女に殺された被害者の家族たちっていうのは、この映画のことはどう考えるんだろう?映画の中では、主人公は、自分のことを初めて愛してくれた(と、彼女は思っている)人と、生活を続けていくために人を殺す。殺す相手が、彼女のことを売春婦として蔑んでいたり、ひどい扱いをした場合は躊躇なく殺す。だけど、殺された被害者の家族としては、自分の夫が売春してたってことも衝撃だし、しかもこの映画の中では、ほとんどの被害者が彼女を蔑んだり酷い扱いをしたりして、その結果躊躇なく殺されていくように描かれている。彼女は「仕方なく」人を殺したというように描かれている。家族としてはツライだろうね・・・
もちろん、based on true storyということだから、いろいろ脚色はされているんだと思うけどね。
万人受けする映画じゃないな〜だけど、観る価値はあると思う。
映画の中ではやっぱりストーリーとかそういうところに気をとられてしまって、俳優、女優の役作りや演技って言うのはある意味「上手くてあたりまえ」という感じで観てしまうんだけど、久しぶりに「この演技、すごすぎるでしょう」と思えるような演技を観たよ。見終わった後は、シャーリーズ・セロンの演技に圧倒されて、ちょっと疲れました。映画を観て楽しい気分になりたいという人にはおすすめできないけれど、観る価値はあると思うな〜
コメント