シュレック2

2004年8月9日
前作のシュレックも思いっきり楽しませてもらっていたので、今回も楽しみにしてたの。公開されてからずいぶんたっちゃったけど、ようやく観に行ってきた。

仕上がりはすばらしい!今回も相当笑わせてもらったし、とても楽しかった。
今更オススメされてもぼちぼち劇場から消えてしまうところもあるかもしんないけど、まだ観に行ってない人は絶対観に行って欲しい。

まずは感心するのが、よくもここまでおとぎ話から映画まで、古い映画もあれば新しい映画まで、あれこれパロって盛り込んだものだってこと。ロード・オブ・ザ・リングあり、マトリックス風の動きあり、ミッション・インポッシブル、エイリアンなどなど。プリンスチャーミングとか、ピノキオとか、おとぎ話の定番キャラだけじゃなく、新旧の映画まで入れちゃうなんてね〜。あと、「遠い遠い国」がハリウッドとかロデオ・ドライブ、ビバリー・ヒルズをイメージしているのも、この新旧映画パロディのイメージによく合っている。

この作品を作っているスタッフも、絶対おもしろがりながら作っているに違いない。
例えば、特にパロディーを盛り込んでいなかったような部分を、スタッフの一人が徹夜でこつこつ一人で作業したりしていて、仲間に、「ね、ね、ちょっとみてくんない?」とかってパロディーシーンを見せる。で、仲間達には大ウケ!それをみた仲間達がまたみんなに「傑作なんだよ!」なんて広めているうちに、だんだんみんな新旧映画のパロディーシーンを競ってアイディアだしてきて、どんどん作品に取り込んだんじゃなかろうかね?
絶対楽しいだろうな〜 またしても勝手な推測だけどね。

それから、私にはお気に入りのシーンがもうひとつあって、それは最後のエンドクレジット。各役割にあわせて、シュレックをうまくとりこんだ、中世風の絵がついている。例えば、「モデリング」なんていう役割の人を紹介するときには、小さいながらもシュレックのモデルを粘土で作っているような絵なんだよね。各役割にあわせて一つずつ絵を考えていくのだからおもしろい。ただ、「この役割、どうやって絵に表せばいいんだ?!」なんて、悩んだに違いない苦肉の策っぽい絵もあったけどね。こんな細かいところにまで凝りまくっているなんて、好きじゃなくちゃできないよ!

今回はフィオナ姫のママの役をジュリー・アンドリュースがやっていたり、長靴履いたネコをアントニオ・バンデラスがやっていたり、最初からしってたら「ふーん」だったかもしれないけど、知らなくて、最後にわかったら「へー!そうだったんだ」っていう感じだった。長靴履いたネコとアントニオ・バンデラスのイメージは結構あってたな〜

そんなわけで、今回も大満足のシュレック。
シュレック3なんてどうかな?別にどんなふうにでも続けられるようなお話だから、これだけおもしろかったら、次も次もって期待してしまう。だけど、どうなんだろう。これまでのおもしろさも保ちながら、マンネリ感を出さずにシリーズ物を作るって結構大変なことだからな。
シリーズが続けば続くほど、おもしろさはうせちゃうのかもしれない。

そうはいっても、とにかくシュレック2は面白い!これはアニメーションだけど子供が観ても全然面白くないよ。大人が、しかも映画好きの大人が観たら絶対受けること間違いなしの作品。オススメオススメオススメ〜!!!

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