バーバー
2004年5月11日コーエン兄弟監督作品で、ビリー・ボブ・ソーントンが主演の作品。劇場公開時から結構気になっていたんだけど、観に行けないままになってました。コーエン兄弟の作品としては、ファーゴがこんな感じかな。その辺にいくらでもいるような、平凡な登場人物が、ちょっとした拍子に罪を犯してしまうという感じがよく似ているかも。
ソーントンって不思議な役者さんだな。この人がアンジェリーナ・ジョリーの元夫なんだよね。前にこの人をみたのは、ブルース・ウィリスとケイト・ブランシェットと一緒に共演していた「バンディッツ」。その時は、かなり神経が細かくて、なんか潔癖性っぽくて、キレやすそうな役だったんだけど、今回は、寡黙で、世間を冷たい目で見ているような、そんな感じの役。
ストーリーを書いちゃうと、これからこの作品を観る人の楽しみが半減してしまうのでやめるけど、ストーリー展開は決してテンポ良く進むという感じではなく、一見本筋とはなんの関係もなさそうなことをわりとのんびりつないでいるんだけど、
最後の最後まで「結局この話はどういうエンディングなの?」っていうのがわからないようになってる。それがこの作品のいいところかな。
あと、この映画、ストーリーは結構ブラックだけど、使われている音楽は、ベートーベンだったりする。すごくきれいな音楽。その音楽と、モノクロの映像がぴったりとマッチしていて、その雰囲気が、主人公達が生きていた、おそらく1950年代から60年代頃と思われる時代の雰囲気とぴったり合っていたような気がする。
派手さはないんだけど、コーエン兄弟のいい味が出てるかも。別に劇場じゃなくても良かったとは思うけど、一度はみてみて欲しい作品かな。
ソーントンって不思議な役者さんだな。この人がアンジェリーナ・ジョリーの元夫なんだよね。前にこの人をみたのは、ブルース・ウィリスとケイト・ブランシェットと一緒に共演していた「バンディッツ」。その時は、かなり神経が細かくて、なんか潔癖性っぽくて、キレやすそうな役だったんだけど、今回は、寡黙で、世間を冷たい目で見ているような、そんな感じの役。
ストーリーを書いちゃうと、これからこの作品を観る人の楽しみが半減してしまうのでやめるけど、ストーリー展開は決してテンポ良く進むという感じではなく、一見本筋とはなんの関係もなさそうなことをわりとのんびりつないでいるんだけど、
最後の最後まで「結局この話はどういうエンディングなの?」っていうのがわからないようになってる。それがこの作品のいいところかな。
あと、この映画、ストーリーは結構ブラックだけど、使われている音楽は、ベートーベンだったりする。すごくきれいな音楽。その音楽と、モノクロの映像がぴったりとマッチしていて、その雰囲気が、主人公達が生きていた、おそらく1950年代から60年代頃と思われる時代の雰囲気とぴったり合っていたような気がする。
派手さはないんだけど、コーエン兄弟のいい味が出てるかも。別に劇場じゃなくても良かったとは思うけど、一度はみてみて欲しい作品かな。
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