ベッカムに恋して

2004年5月5日
これまたイギリス映画。
この日は3作品まとめてみてしまった。
ここのところあまり映画をゆっくり観る時間がなかったのが一気にどっと来た感じ。

この作品、もしかしたらタイトルでちょっと損しているのかな〜
でも、インド家庭で育つ主人公の葛藤と、友情や恋、家族との関係がすごくわかりやすく描かれていて、いい作品だった。
葛藤と友情と恋だけだったらこんなにおもしろくなかったかもしれないけど、ここに、勘違いとか、思いこみとかで話をややこしくしちゃうキャラクターがいることで、スパイスがきいておもしろさが増していたかも。
それにしても、インド人というのは自分たちの文化や伝統をしっかり守ろうとしているんだな〜
そのおかげで閉鎖的になってしまっていることが主人公にとっては悲劇なんだけど、少し感心してしまった。日本人はここまで自分たちの伝統や文化を死守しようとはしない気がするんだよね。

キーラ・ナイトレイはかわいいけど、サッカーをやるにしてはちょっと細すぎるのが気になったな〜

この作品では、主人公のお父さんが、自分が昔夢をあきらめて悔しい思いをしたその気持ちを家族に明かして、娘には同じ思いをさせたくないというシーンでは、思わず涙がポロポロ。感動でした。

あんまり書いちゃうとストーリーがばれちゃうのでこのくらいに。見終わって気持ちいい作品であることは間違いない。私の好きなイギリス映画がまた一つ増えた。

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