レッド・ドラゴン
2003年10月31日羊たちの沈黙、ハンニバルに続く三作目のこの作品はクラリスと出会う前のレクターのお話。
エドワード・ノートンがレクターを逮捕する優秀な刑事を演じている。前に彼が出てる作品をみたのは「ミニミニ大作戦」だったんだけど、その時は悪役だった。
でも今回は、きれいな金髪で、残虐な事件に心を痛め、犯人の気持ちにはいりこむようにして事件の真相に迫っていく姿は「ミニミニ大作戦」でのワルぶりとはまた違ってている。演技の幅というか、いろんな役を演じられるってすばらしい。
レクター三部作だけど、本作でのレクターは脇役なので、この作品だけみたとしても十分楽しめると思います。
みどころはエドワード・ノートンが二家族を惨殺したダラハイドに徐々に迫っていく過程。
一方で、ダラハイドもある女性との出会いをきっかけに生き方を変えようとするのだけど、幼い頃から虐待されて育ち、心に大きな闇を抱えている彼は、なかなかそこから抜け出せないのでした。
レクターの前二作は、彼の頭の良さや残酷さは描かれていても、レクター自身の心理のような者は全くみえないというか、理解の域を超えていたような感じだった。
だけど、今回は、エドワード・ノートン扮する刑事が、犯人の気持ちや殺された人の心を読みとろうとしながら事件を解決するうちに、自分自身の心もとても疲れてしまい、一線から退いて、大切な家族と心穏やかに暮らしたい願う切実気持ちや、ようやくみつけた「大切な人」なのに、どう接していいかわからず苦悩するダラハイドの気持ちなどが、私たちにもよく伝わるように描かれていたと思う。
その点も、これまでの作品とは一線を画しているように思える。
一つ気に入らなかったのは最後のシーン。
「そんなに無理矢理つなげなくても・・・」と思ったのは私だけではないのでは?
エドワード・ノートンがレクターを逮捕する優秀な刑事を演じている。前に彼が出てる作品をみたのは「ミニミニ大作戦」だったんだけど、その時は悪役だった。
でも今回は、きれいな金髪で、残虐な事件に心を痛め、犯人の気持ちにはいりこむようにして事件の真相に迫っていく姿は「ミニミニ大作戦」でのワルぶりとはまた違ってている。演技の幅というか、いろんな役を演じられるってすばらしい。
レクター三部作だけど、本作でのレクターは脇役なので、この作品だけみたとしても十分楽しめると思います。
みどころはエドワード・ノートンが二家族を惨殺したダラハイドに徐々に迫っていく過程。
一方で、ダラハイドもある女性との出会いをきっかけに生き方を変えようとするのだけど、幼い頃から虐待されて育ち、心に大きな闇を抱えている彼は、なかなかそこから抜け出せないのでした。
レクターの前二作は、彼の頭の良さや残酷さは描かれていても、レクター自身の心理のような者は全くみえないというか、理解の域を超えていたような感じだった。
だけど、今回は、エドワード・ノートン扮する刑事が、犯人の気持ちや殺された人の心を読みとろうとしながら事件を解決するうちに、自分自身の心もとても疲れてしまい、一線から退いて、大切な家族と心穏やかに暮らしたい願う切実気持ちや、ようやくみつけた「大切な人」なのに、どう接していいかわからず苦悩するダラハイドの気持ちなどが、私たちにもよく伝わるように描かれていたと思う。
その点も、これまでの作品とは一線を画しているように思える。
一つ気に入らなかったのは最後のシーン。
「そんなに無理矢理つなげなくても・・・」と思ったのは私だけではないのでは?
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