S.W.A.T.

2003年9月28日
この作品はおもしろい!
最後まで楽しみながら観られる。たぶんCGはヘリコプターを撃ち落としたり、ヘリコプターが墜落して爆発したときのシーンくらいだろうか。
あとの爆発シーンとか、カークラッシュのシーンはほとんど実写じゃないのかな。
結構迫力のあるシーンが多いので、この作品は劇場で観るのがお勧めでしょう。
お金を払って観に行っても損はない作品。

この作品の前半は、意外に人間ドラマ。
実際の事件が起こるのはかなり後半に差しかかってからなので、それまで結構時間を割いて、チームメンバーのバックグラウンドをそこそこ説明している。
このおかげで、実際の事件で闘うときの彼等のおかれている過酷な状況がよりきわだっているのかも。
このメンバーにはこんなに家族がいるんだ、とか、大切な娘がいるんだ、とか。
この上司のおかげで苦労しているんだ、とか。

あと、寄せ集められたチームが、厳しい訓練をこなしていって、一つのチームになっていくのもうまく描かれている。
サミュエル=エル=ジャクソンが教官役で出ているのだけれど、この作品では厳しい中にも遊び心を盛り込んだおもしろい訓練をやる教官役。
狙撃の訓練をポーカーに見立てちゃうあたりが私のツボにはまってました。
こういう訓練も、LAPDならあるかなって感じ。
同じ教官役でも、現在公開中の『閉ざされた森』では、もっといやあな鬼教官のように描かれている。ま、どれは作品の中でも嘘かもしれないんだけど。

ただただ派手なアクションや爆発シーンにはしるでもなく、人間ドラマを入れ過ぎて迫力がなくなるでもなく、その両方をほどよくとりいれた、バランスのとれた作品。観にいってよかった。

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