メラニーは行く!

2003年9月15日
リーズ・ウェザースプーンの前作「キューティー・ブロンド」を観て、すっかり彼女のファンになってしまった私。今回も前作同様going my wayっていう感じの役柄だということで楽しみにしていました。映画館で観るかどうかは悩んだけど、DVDが出るまで待てなかったので劇場に。そういう意味では、必ずしも劇場で観なくてもいいかなという作品かも。私にとっての満足感はとても高かったけれど。

満足感が高い理由はなんだろうと考えてみると、ひとつは彼女がとにかく自分のほしいものは手に入れるってところかな。そのために彼はもちろん、家族もまわりもみんな振り回しちゃうことになるんだけど、結局彼女が一番ほしいものを手に入れる。

「世の中そんなにうまくいくわけないじゃん」と心のどこかで思いつつも、映画の中で彼女がそれをやってのけるをみるとすっきりしたりして。

家を出て行ってからめったに連絡をよこさないような娘でも、大切に思ってくれる両親。メラニーがひどいことをしたり言ったりしても、「仕方ないな、メラニーだし」って感じで許してくれちゃう友達。本当はまだ好きなんだけど、彼女のためにと離婚を承諾してくれる夫。
とにかくわがままなんだけど、それを周りで許してしまうくらい魅力的な女性ということなのかな。
結婚式の中で「やっぱり結婚できないわ」なんて言われてもさわやかに去っていく男なんて、映画の中でしかお目にかかれそうもないけど、実際の世の中では自分のわがままを通しつつも周りから許されている人はいるんだよね。

この映画はやっぱり女性向けかな。
「そんな何もかもうまくいくわけないじゃん」って思っちゃう人にとってはおもしろくないかもしれないけど、そう思いつつも「でも、本当にこういう風に生きられたら楽しいだろうな〜」って思える人にはおすすめ!
しばし現実を忘れて、主人公と一緒に笑ったり泣いたりできる映画です。

ジェイク役のジョシュ・ルーカスの目がとても綺麗!あの目のおかげで、本当は大好きなメラニーが他の人と結婚しちゃうことになって寂しいっていう感じがよく出てた気がするのは私だけかなー。
この後彼を見かけたのは「ハルク」だったんだけど、こっちでは悪役でした。
いやな奴ぶりをきっちり演じてました。
彼には今後も注目したいな。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索