ハルク
2003年9月2日なにより印象的だったのは、原作が漫画であることを意識したのか、映画でありながらスクリーンをその時の状況に応じてコマ割りしてたこと。
ただ単に砂漠の上をヘリコプターが飛ぶシーンにしても、コマ割りしていろんな角度からとったヘリコプターを映したりして、一画面で砂漠の上空を飛ぶヘリコプターを映すよりも動きがあっておもしろい。
人間をただの人間以上の存在にすることを研究する父親のために、主人公には特別な力が備わってしまうという作品。
科学者の暴走が破滅を招いてしまう作品はよくある。
コンピュータを進化させたために人類が破滅するターミネーターシリーズもそうだし、生まれたときに持っている遺伝子でその人の人生が決定してしまう世の中を描いたガタカも、こんな世の中になったら悲しいなと思わせられる。
科学者の活躍なしには今の便利な世の中はないのだけれど、やはり、科学の力だけを信奉する世の中に疑問や恐れ、不安を感じている人が少なからずいるからこそ、この手の作品が作られるのだろうか。
実際、こんな事を試しにやってみたらどうなるかと、禁止されていてもそれを止めることの出来ない科学者は、「薬物をやってみたらどうなるんだろう?」とかって、悪いからしちゃダメだといわれても、好奇心から止められない若者と同じ心理じゃないのかと思う。
実際に、主人公の父親は、自分が神のように振る舞おうとハルクの力を利用しようとするのだけど、結局彼の持つパワーをコントロールできなくなって消滅してしまう。
結局人の力の及ばないことに、人は手を出してはいけないということなのでは?
技術的に可能なことと、やっていいいこととはやっぱりちがうと思うのよね。
悲しい過去の記憶を封印しているという意味では、今回の主人公も「悩めるヒーロー」ではあるけれど、ハルクとして振る舞っている時のことをあまり覚えていないからか、そんなに「悩んでる」という感じには思えなかったな。
自分がどんなことをしたのかわかんなくて困り果てているという感じはしたけれど。
最近注目しているジョシュ・ルーカス君は、今回は悪役だったのね〜
キレた時にちょっと声が裏返るところが、キレっぷりを表してました。
コマ割りも含め、映画作品としては大変おもしろかった。
ただ単に砂漠の上をヘリコプターが飛ぶシーンにしても、コマ割りしていろんな角度からとったヘリコプターを映したりして、一画面で砂漠の上空を飛ぶヘリコプターを映すよりも動きがあっておもしろい。
人間をただの人間以上の存在にすることを研究する父親のために、主人公には特別な力が備わってしまうという作品。
科学者の暴走が破滅を招いてしまう作品はよくある。
コンピュータを進化させたために人類が破滅するターミネーターシリーズもそうだし、生まれたときに持っている遺伝子でその人の人生が決定してしまう世の中を描いたガタカも、こんな世の中になったら悲しいなと思わせられる。
科学者の活躍なしには今の便利な世の中はないのだけれど、やはり、科学の力だけを信奉する世の中に疑問や恐れ、不安を感じている人が少なからずいるからこそ、この手の作品が作られるのだろうか。
実際、こんな事を試しにやってみたらどうなるかと、禁止されていてもそれを止めることの出来ない科学者は、「薬物をやってみたらどうなるんだろう?」とかって、悪いからしちゃダメだといわれても、好奇心から止められない若者と同じ心理じゃないのかと思う。
実際に、主人公の父親は、自分が神のように振る舞おうとハルクの力を利用しようとするのだけど、結局彼の持つパワーをコントロールできなくなって消滅してしまう。
結局人の力の及ばないことに、人は手を出してはいけないということなのでは?
技術的に可能なことと、やっていいいこととはやっぱりちがうと思うのよね。
悲しい過去の記憶を封印しているという意味では、今回の主人公も「悩めるヒーロー」ではあるけれど、ハルクとして振る舞っている時のことをあまり覚えていないからか、そんなに「悩んでる」という感じには思えなかったな。
自分がどんなことをしたのかわかんなくて困り果てているという感じはしたけれど。
最近注目しているジョシュ・ルーカス君は、今回は悪役だったのね〜
キレた時にちょっと声が裏返るところが、キレっぷりを表してました。
コマ割りも含め、映画作品としては大変おもしろかった。
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