スパイダー

2003年8月14日
これがまたしても、「やられたー!!!」と思わせられる大どんでん返し作品なのだ。
この「やられた!!」の気分は、ぜひとも他の人にも味わってもらいたい。

あえてここでは犯人達ということにして、犯人達の頭のよさ、用意周到さ、予想通りに事が運ぶとき、運ばないときには、それぞれその犯人達と同じように「してやったり」の気分を味わえたり、失敗して悔しい気持ちを味わったりも出来る。

あと、印象的だったのは誘拐された子供の頭の良さ。
小学生とは思えないほど機転が利いて、「私がこの子で誘拐されてたら、今頃もうとっくに殺されているね」と思ってしまうくらい、
いろいろ頭を使って犯人に対抗するのだ。

今のままでも十分楽しめるのではあるけれど、敢えていうなら、どうして犯人達はこんな犯罪に手を染めることになったのかっていうのはほとんどわからなかったのが惜しい。ツライ子供時代を送ったというのはわかったけど、他の人たちはいったい何が不満だったのやら。

あまり書くとまだ見てない人にストーリーばらしちゃうことになっちゃうので、これ以上は書くの止めよっと。
とにかく、この作品は非常によくできている。オススメ作品。
個人的には「コレクター」よりもおもしろかったな。

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