マイフェア・レディ

2003年8月13日
長かった。前にも一度観たことがあると思うけれどその時はこんなに長さを感じなかったかも。
花売り仲間や市場の仲間と大八車とかに乗りながら歌を歌うシーンから
「むむ、この調子で最後まではつらいな」
と思ったら案の定途中からつらくなってしまった。
ミュージカルだから当たり前なのだけど、唐突に歌い出したと思ったら、その曲一曲一曲が長くて!
どれも3番くらいまで歌詞があって、いつまでも歌い踊るものだから見疲れてしまったのでした。
しかも、この映画には幕間がある。
昔はみんな、のんびりと映画を楽しみにいっていたのね〜と感心させられたのでした。

お話の方はといえば、やはりちょっと古さが気になる。
言語学者の教授が男尊女卑で、天上天下唯我独尊みたいな人物なので、
途中から彼の台詞とか考え方にちょっとうんざりさせられ、ますます疲れは募るばかり。
公開時はよかったのかもしれないけど、今この映画を劇場公開したら、女性運動グループからクレームが付いたりするのじゃないだろうか?
そんなくだらないことをつい考えてしまうくらい、長くてのんびりしたテンポでお話が進むのでした。

衣装はどれも素敵だったな。オードリーが身につけるものだけでなく、舞踏会やアスコット会場で周りの人が来ている洋服はどれもデザインが変わっていておもしろかった。その当時にしてはちょっとモダンすぎるような、でも現代からすれば十分古いような・・・
街中では着られなくても、ファッションショーとかで着てたら「へー今年はこんなのが流行なんだ」と思ってしまいそう。
う〜ん、でももう一度観ようとはなかなか思えないんだけどね。

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